vol.284 もしかするとお尻のコリが原因かも!?
お尻のコリをほぐして、下半身のお悩みや腰痛を改善

column

2022.12.02

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冬はもちろんのこと、夏でも下半身が冷えて悩んでいる方はいませんか??
自分では感じていなかったけれど、太ももやお尻を触ったら冷たい、なんてことがあるかもしれません。
冷えだけでなく慢性的な腰痛に悩まされている、下半身が疲れやすいという方も、
その原因はもしかするとおしりの筋肉の“こり”からくるものかも。

お尻の筋肉

お尻は、仙骨(背骨の一番下にある三角形の骨)を中心とする骨盤と共に、
【大臀筋(だいでんきん)】【中臀筋(ちゅうでんきん)】、【小臀筋(しょうでんきん)】という3つの筋肉で主に形成されています。
他にもお尻の周辺には筋肉や、太い血管や神経が集まっていて、いずれも全身に関わる重要な役割を担っています。それだけに、お尻の筋肉がこり固まってしまうと、これらの血管や神経を圧迫してしまい、下半身のむくみや冷えに繋がります。

お尻のコリがもたらす症状

下半身のむくみや冷え以外でも、冷えて代謝が落ちて老廃物がたまると下半身太りしやすくなります。

また、神経を圧迫していると、腰痛が生じたり、坐骨神経痛を発症する可能性もあります。
他にも以外なところでは、自律神経が乱れたり、腸の働きが弱まって便秘になったり、生理痛がひどくなることも。

お尻のコリの原因とは

このように、お尻のコリを放っておくと全身の不調にもつながってしまうかも…。そしてそのコリの原因はこんなところにあったんです。

座ったままの姿勢でいる時間が長い

長時間座りっぱなしのデスクワークは血流が悪くなり、お尻のコリに直結します。在宅勤務が増え、通勤などで歩く機会が減った方は要注意。また、座っている時に足を組むと、片側のお尻に全体重が乗る形になり、コリに左右差が出ることも。
1時間に1回は立ち上がって体を動かしましょう。

姿勢が悪い

内転筋(太ももの内側の筋肉)が弱いと姿勢が悪くなり、歩く時も脚の荷重がうまく分散できず、ひざの内側がこり固まった状態になります。また、座ったときも猫背や反り腰など、座るときの姿勢もお尻に負担がかかります。
そこからお尻のコリにつながってしまうことに。

運動不足

下半身全体の血流が悪くなることで、お尻の血流が悪くなり、コリやすくなります。ストレッチやヨガなど軽い運動でOKなので、毎日少しずつでも体を動かすようにしましょう。

寝る前に5分、お尻のコリをほぐそう!

ヨガのポーズからお尻のコリをほぐすのにおすすめの2つのポーズをご紹介します。

① 伏せた鳩のポーズ

太腿、鼠蹊部、腰筋、腹部、胸、肩、首のストレッチ・腹部組織の活性化・肩と胸を開く効果が期待できます。

1四つばいから片足の膝を両手の間に運び反対の足を後ろへ伸ばす
2前足の膝の角度や後ろ足の位置を調整する。後ろの足はできるだけ真っ直ぐ伸ばすことがおすすめ。
3上半身の力を抜きながら前に倒していきます。手で枕を作って全身の重さを感じながら、おでこをしずめてゆっくり深い呼吸をしましょう。呼吸しながら、曲げた足側のお尻を伸ばしていきます。3~5呼吸ほど続けます。

※膝を曲げている前足のお尻の下にクッションやタオルなどを敷いて安定させても良いです
※膝の角度に気をつけて調整しましょう

② 針の穴のポーズ

骨盤・股関節のゆがみ予防、お尻まわりのコリや坐骨神経痛、腰痛の解消などの効果が期待できます。

1仰向けになり、両膝を立てます。このとき、腰が浮かないようにするのがポイント。
2左足のくるぶしを持ち上げて右ひざの上に置きます。このとき、左足は床と平行になるように、かかとの角度を90°に固定します。股関節まわりの筋肉がほぐれて、次の動作に移りやすくなります。
3両足の間から右ひざをかかえ、胸に引き寄せます。難しい場合は、両手を太ももの裏に添えましょう。
4そのまま3~5呼吸ほどキープします。反対側も同様に行いましょう。

お尻は意外とコリを自覚しにくい場所。案外 ポーズを試してみるとお尻のコリに気づく方も多いのではないでしょうか。
寝る前に少しずつでもケアができると、1週間~10日ほどでポーズが楽になったり、下半身に変化が感じられるのではないでしょうか。
ぜひ、試してみてください。

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