
春から夏にかけてアウトドアやキャンプなどレジャーへ出かける機会が増えてきて、それと同時に大敵となる虫。
きっと万全な対策が必要なので、いろいろと悩みますよね。
特に小さなお子様がいる方は薬剤を使うことに抵抗がある方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのがアロマオイル。普段活用しているアロマオイルが、虫よけになるのをご存知ですか?
アロマオイルの中には虫が嫌うとされる香りがあります。今回は薬剤に頼らず爽やかなアロマオイルを使った虫除けをご紹介します。

アロマオイルが虫よけになるのはどうして?
危険を感じても動くことができない植物は、虫や鳥に種子を運んでもらうためにかぐわしい香りをだしたり、逆に嫌がる香りや、苦みのある物質の分泌によって食べられるのを防いだり、同時にカビや有害な菌の発生も防止したりしています。
そんな植物の香り成分が濃縮された様々な効果を持つのが「アロマオイル(精油)」。
その数あるアロマオイルの中で、害虫に対しての「忌避(きひ)効果」すなわち虫除け効果が期待できるものがあります。
アロマオイルで虫よけをするメリットとデメリット
アロマオイルで虫よけをする場合のメリットは、虫よけだけでなくリラックス効果やリフレッシュ効果も得ることができるということ。
ただし、デメリットとしては、虫よけ効果が期待できても、精油自体に殺虫効果はないということと、日持ちしにくく長期保存できないものもあるので注意しましょう。

虫よけにおすすめのアロマオイル
では、忌避効果を持つ香りはどのような香りなのでしょうか。(公社)日本アロマ環境協会が実施した実験結果では、レモングラスとシトロネラ、ユーカリ、ペパーミント、ゼラニウムなどに忌避作用があることが確認されています。
おすすめのアロマオイル① レモングラス
レモングラスの主要成分の「シトラール」「シトロネラール」には防虫効果があり、古くから蚊帳に編み込まれるなど、蚊よけとして活用されてきました。心を明るく元気にしてくれる香りなので、虫除けしながらリフレッシュにもなります。
特に効果があるとされるのが、蚊やゴキブリ、ダニ、ハエなど。

おすすめのアロマオイル②シトロネラ
レモングラス同様イネ科の植物で、防虫作用があるといわれる「シトラール」「シトロネラール」が多く含まれています。ただ、レモングラスよりも「シトロネラール」含有量が3~10%ほど少なく、肌への刺激がよりマイルドとなっています。
蚊帳に編み込まれたり、蚊取りのためのロウソクに使用されたり、石鹸の香料としてなど広く活用されてきたのがこの香りです。
効果があるとされるのが、蚊、ブユ、ダニ、ノミ、ゴキブリなどの虫です。
おすすめのアロマオイル③ ユーカリ・シトリオドラ
主成分は含有量65~75%を占める「シトロネラール」であり、レモンにも似た柑橘系特有の香りが特徴です。
防虫効果だけでなく、デオドラント効果や抗菌や抗ウイルス作用もあり、空気を浄化してくれる働きもあります。
効果がある虫は、ダニや蚊、ハエ、ゴキブリなど。
おすすめのアロマオイル④ ペパーミント
ミントの香り成分の「メントール」は虫にとって苦手とされています。
清涼感ある香りは、虫除けだけでなく、寝苦しい季節に体感温度を下げる作用が期待でき、夏場に活躍するハーブです。
汗をかいたときにもおすすめのアロマオイルです。
効果があるとされる虫は、蚊、アリ、ダニ、ゴキブリなど。

おすすめのアロマオイル⑤ ゼラニウム
ゼラニウムには「シトロネラール」が25〜40%と多く含まれており、虫よけとして効果を発揮してくれます。
心身のバランスを整える働きがあり、女性に人気のアロマオイルのひとつです。
ゼラニウムは蚊の対策として効果的です。

このようなアロマオイルはブレンドしても、1種類でもOKです。お店でサンプルの香りをチェックできるので、香りを嗅いでみて好みのものを選びましょう。
アロマオイルでの虫よけは、虫を排除したいから殺すという考え方ではなく、今そばには必要ないから「避ける」ということ。小さな虫も自然の循環の一部です。小さな命がゆくゆくは大きな自然環境に影響してくるのです。
殺虫剤による自然破壊を防ぎ、ナチュラルなケアは嬉しいことばかりのアロマオイルでの虫よけ。
香りの感じ方は個人差があり、好みも大切にしたい点。ぜひ自分に合う虫除け対策を見つけてください。

引用元:(公社)日本アロマ環境協会 News Letter 「アロマの蚊に対する忌避作用」、「アロマのゴキブリに対する忌避作用」、「アロマのダニに対する忌避作用」
https://www.aromakankyo.or.jp/
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