vol.422 アーティチョークが持つ魅力とは!?
肝臓の働きを助け、脂肪の分解を促すアーティチョーク

column

2024.04.16

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古くから薬用ハーブとして用いられてきた「アーティチョーク」。
アーティチョークは、薬用ハーブとしての歴史が古く、またイタリア料理の食材として知られています。日本でも明治以降、食用、観賞用として栽培され最近ではスーパーなどでも見かけ、サラダやピザのトッピングとしても使われるようになってきました。

アーティチョークは、肝臓のダメージをやわらげたり、消化を促進させたりと嬉しい効果もあり、美容や健康に効果があるスーパーフードとしても近年取り上げられています。
今回はそんなアーティチョークというハーブをまとめていきます。

アーティチョークの基本

学名:Cynara scolymus
別名:チョウセンアザミ
科名:キク科
使用部位:蕾、葉、根

アーティチョークとは、キク科チョウセンアザミ属の野菜です。
学名はCynara scolymus といい、和名が朝鮮薊(ちょうせんあざみ)、仏名がArtichautといいます。
アーティチョークという名前は、アラビア語で巨大なあざみを意味するアル・カルチュがスペイン語のアルカルチョーフに転訛し、さらに各国語に変化したといわれています。

アーティチョークは地中海沿岸の原産で、毎年花を咲かせる多年草です。主な開花時期は、初夏から夏。アザミに似た紅紫色の花が咲きます。
ウロコの様になった若いつぼみが食用で、開花前の蕾と葉をドライにしたものがハーブティーとして主に活用されます。
味は、ほろ苦さと淡い甘さがまじりあい、豆に似たほくほくとした触感でやや青臭さがあります。

アーティチョークの歴史

この アーティチョークは古代ギリシャ・ローマ時代より食用、薬用として利用されてきました。
その後、15世紀にはイタリアへ、16世紀にはフランスやドイツ、ギリシャに広まりました。

アーティチョークに含まれる成分と効果効能

では、薬用ハーブと言われるアーティチョークにはどのような効果があるのでしょうか?

肝臓の機能を高め、解毒を促し再生をサポート

アーティチョークに含まれる、カフェ酸誘導体のシナリンやシリマリン、 そして苦味のあ成分の シナロピクリンなどが肝臓機能促進に有効とされています。
これらの成分は、心臓病のリスクを高める血中脂質(コレステロールや中性脂肪)を減少させ、善玉コレステロールのHDLを増加させることが研究により明らかになっています。
その他、脂肪合成を抑制、腎臓機能の代謝促進、利尿作用などが確認されているので、お酒をよく飲む方にはおすすめのハーブです。
肝臓、腎臓は全身の解毒を促す臓器なので、これらの臓器が元気であると疲れにくくなったり、むくみ防止などにもつながります。

腸のぜん動運動を促し、便秘改善をサポート

アーティチョークには水溶性食物繊維が豊富に含まれています。その食物繊維が腸の働きを促進して便秘の予防、改善に効果的です。
水溶性の食物繊維は、小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果もあります。
そのため、コレステロール値が気になる方にもおすすめ。

むくみ改善や高血圧予防をサポート

アーティチョークには体内の余分な塩分を排泄するカリウムと、利尿作用を促すシナリンが豊富に含まれています。そのため、体内の余分な水分を排泄させる働きが期待でき、むくみや高血圧を予防・改善する効果が期待できるのです。

このようにアーティチョークには様々な成分が含まれ、健康や美容に嬉しい効果があります。
茹でたり、蒸したりしてサラダやマリネとしてシチューなどの煮込みやパスタにあえたり、揚げたりと料理法のバリエーションは豊富です。
料理に使うのが大変という方は、サプリメントや葉エキスもあるので、ぜひ、上手に生活に取り入れてみてください。

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