![](https://www.villalodola.jp/magazine/wp-content/uploads/2023/09/606095413.jpg)
前回は、エネルギーの現状についてみてきました。
今使用しているエネルギーがこのままいくと近い未来、エネルギー不足になる可能性があります。
それを回避するために、エネルギーを再生可能なクリーンエネルギーへ移行することが 求められています。
では、今、どのような取り組みがされているのでしょうか?
世界と日本それぞれ見ていきましょう。
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目標7が掲げられた理由
まずは、SDGs目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」が掲げられた理由をおさらいしましょう。
現在、私たちの使っている主なエネルギーは石油、石炭、天然ガスといった「化石エネルギー」がほとんどです。
しかし、「化石エネルギー」は、産業革命以降、人類の産業経済を支えてきた化石燃料の使用による問題が深刻化しています。
それは主に、以下のような問題です。
・限りがあること(100年後にはなくなってしまう)
・有害物質による人体への健康被害
・作るときに二酸化炭素が発生するので、自然環境に悪いこと
ですから、「化石エネルギー」に頼るのではなく、水力や風力、太陽光発電といった「再生可能エネルギー」の利用率を上げるといったことが課題と言えます。
目標7に対する世界の取り組み
では、世界はこの問題を解決するために、どのような取り組みをしているのでしょうか?
CO2の削減のために、石炭を燃やしてもきれいな空気にするなどの、 地球温暖化ガスの排出を少なくする技術「クリーンコールテクノロジー」の開発なども 行われています。
ほかにも、アンモニアやバイオマスのように新しいエネルギー源として利用でき、かつ再生利用可能な資源の利用なども進められています。
また、各国をより良い社会への構築へと向かうようにイン ドやベトナムなどの途上国へのインフラ投資なども行われています。
そんな中でもデンマークでは、2020年時点ですでに風力と太陽光による発電の割合が50%を超えています。
そして、今後、2030年までに電力消費に対する再生可能エネルギーの割合を100%にし、2050年までに脱化石燃料や、全エネルギー消費を再生可能エネルギーでまかなうことを目標としています。
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日本のエネルギーの現状は
経済産業省が発表した令和3年度(2021年度)の再生エネルギー受給の比率は、20.3%でした。2011年の10.4%から約倍増 していますが、まだまだ低い割合です。
日本で再エネ普及が進まないのは、
①電力供給の制約
②発電に広大な土地が必要なため
③天候により発電量が左右され供給が不安定
④再生可能エネルギーのコストの高さ
というような理由があります。
目標7に対する日本の取り組み
日本国内の取り組みを見ていきましょう。
再生可能エネルギーのみで賄う工業団地を福島県に整備中
資源エネルギー庁や福島県は、再生可能エネルギーのみで賄う工業団地を福島県内に複数整備する計画を発表しています。
東日本大震災からの復興を後押しするため、福島新エネ社会構想を改定し、2050年の脱炭素社会実現に向けた取り組みを追加しています。
2024年度までに計約36万キロワットの風力発電を導入し、再生可能エネルギーの促進を進める予定です。この工業団地はまだ計画段階であり、地域や時期は未定ですが、完成すると日本の再生可能エネルギー事業の発展が期待されています。
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一般企業の取り組み
住宅会社の中には、省エネ設計の住宅や太陽光発電の導入をすすめている企業があったり、
事業所の照明をLED照明にしたり、空調機を回収して80%の省エネを達成しているところ、再生 可能エネルギーを用いた発電事業に取り組んでいる電力会社などもあります。
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SDGsの目標7を達成するために私たちができること
再生可能なクリーンエネルギーの割合を世界中で拡大することや、エネルギー効率の向上など、技術向上への取り組みが急務とされています。
しかし、このような活動を継続して行うには資金や人材がまだまだ足りていません。
そういった企業の電気を選ぶことや、事業を応援すること、寄付をすることなどできることは様々あります。
また、日常生活の中でも、電気をこまめに消したり、省エネ家電に買い替えること、エアコンの温度設定を調整することなど、できることはいろいろあります。
私たち一人ひとりがエネルギーの使い方を改めることが大切。こうした少しずつの取り組みでエネルギーを安心して使える人が増えたり、地球環境に影響を与えるのを軽減したりといった、明るい未来に繋がります。
未来のために身近なところに目を向けて、できることから取り組んでいきましょう!
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・地肌のマッサージ、洗浄を行うことができます。
・マッサージをすることで頭の筋肉の緊張をほぐし、配合成分の浸透とクレンジング効果を高めます。
・頭部のコリをほぐし、リラックス効果が期待できます。
参考
https://gooddo.jp/magazine/sdgs_2030/clean_energy_sdgs/4794/
https://gooddo.jp/magazine/sdgs_2030/clean_energy_sdgs/4273/
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/7-energy/
https://sdgs.edutown.jp/info/goals/goals-7.html
https://miraii.jp/sdgs-30
https://www.asahi.com/sdgs/article/14792098
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