vol.670 夏の足のむくみをすっきりケア!
寝る前3分の簡単ストレッチ

column

2days ago

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「夏になると、夕方には靴がパンパンにきつくなる」
「暑いから素足で過ごしたいのに、足がだるくて重い…」

こんなお悩みを抱えていませんか?「むくみ」といえば冬のイメージが強いかもしれません。
しかし実際には、冷房による冷えや長時間同じ姿勢で過ごすことなど、夏ならではの生活習慣によって足がむくみやすくなることがあります。

今回は、夏特有のむくみが発生する原因を紐解きながら、一日の終わりに自宅で簡単にできる「むくみ解消ストレッチ」をご紹介します。寝る前わずか3分のセルフケアで、翌朝も軽やかな気分で一日を始めましょう。

なぜ夏に足がむくむの?3つの原因

夏のむくみは、体の外と内から生じる「冷え」と「自律神経の乱れ」が大きく関係しています。まずは主な原因を3つ見ていきましょう。

1. エアコンによる「下半身の冷え」

冷たい空気は部屋の下の方に溜まる性質があります。オフィスやご自宅のエアコンの風に晒され続けることで、足元は私たちが思っている以上に冷えやすくなっています。足先が冷えると血管が収縮し血液などの巡りが滞りやすくなると考えられています。

2. 冷たい飲み物や水分補給の偏り

熱中症対策のために水分を摂ることは非常に重要ですが、一度に冷たい飲み物を大量に飲むと、胃腸をはじめとする内臓が冷えてしまいます。胃腸が冷えることで体が冷えやすくなり、水分バランスにも影響することがあります。

3. 自律神経の乱れと筋ポンプ機能の低下

猛暑の屋外と冷え切った室内を行き来することで、体温調節を司る自律神経のバランスが乱れやすくなります。さらに、デスクワークや立ちっぱなしの姿勢が続くと、脚の筋肉を動かさなくなります。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血液を心臓へ押し戻すポンプの役割を果たしていますが、筋肉を使わないことでその機能が低下し、水分が下半身に滞留してしまうのです。

足のむくみ対策は「ふくらはぎ・足首・股関節」を動かすことがポイント

足のむくみ対策というと、ふくらはぎだけをマッサージするイメージがあるかもしれません。しかし、より効率よく体を動かすためには、足首や股関節も一緒に動かすことがおすすめです。
足首は歩くたびに大きく動く関節であり、股関節は下半身を支える大切な関節です。これらを無理のない範囲で動かすことで、固まりがちな下半身をほぐしやすくなります。
ストレッチは反動をつけず、ゆっくりと呼吸を続けながら行うことがポイントです。痛みを感じるほど伸ばす必要はなく、「気持ちよく伸びている」と感じる程度で十分です。

むくみ解消簡単ストレッチ4選

ここからは、その日のむくみをその日のうちにリセットするおすすめストレッチをご紹介します。お風呂上がりや寝る前のリラックスタイムに、ぜひ試してみてください。

① アキレス腱&ふくらはぎ伸ばし(ポンプ機能を一気にON)

ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)をしっかり伸ばし、滞っていた血液を力強く送り返すストレッチです。

やり方
壁の前に立ち、両手を壁につけます。
片足を大きく一歩後ろに引き、足の裏全体を床につけます。
前の膝をゆっくり曲げながら、後ろ足のアキレス腱とふくらはぎが伸びているのを感じます。
気持ちよく伸びたところで20〜30秒キープ。反対の足も同様に行います。

コツ: 後ろ足のかかとが床から離れないように注意しましょう。

② 足首くるくる&パタパタ(末端の血流促進)

足首の関節をほぐすことで、足先から心臓へ戻る血流の「関所」を開放します。

やり方
床やベッドに座り、片足を反対の太ももに乗せます。
足の指の間に手の手指をしっかりと挟み込みます。
足首を大きく円を描くように、外回し・内回し各10回ずつ回します。
仕上げに、つま先を体側に引き寄せる・遠くに伸ばす動き(パタパタ運動)を10回繰り返します。

コツ: 手の力で回すのではなく、足首の関節そのものを大きく動かすイメージで行います。

③股関節オープン&太もも裏のストレッチ(股関節まわりをほぐす)

太ももの付け根(鼠蹊部)には大きなリンパ節があります。ここをほぐすことで、下半身をすっきり動かしやすくなります。

やり方
仰向けに寝転がります。
片膝を両手で抱え込み、胸の方へ引き寄せます。
そのまま膝をゆっくりと外側に開き、股関節をストレッチします(20秒キープ)。
続いて、抱えた足の膝をできる範囲で天井に向けて伸ばし、太ももの裏側を伸ばします(20秒キープ)。
反対の足も同様に行います。

コツ: 息を止めず、深呼吸をしながら無理のない範囲で伸ばしましょう。
天井に向けて伸ばす際、タオルを使用してもOKです。

④ 壁に足を立てかける「逆転ポーズ」(重力を味方につける)

一日中下にあった水分と血液を、重力を利用して心臓へと戻すリラックスポーズです。

やり方
壁の横に座り、お尻を壁に近づけます。
ゴロンと仰向けになりながら、両足を壁に沿わせてまっすぐ上に持ち上げます(体と足がL字になる姿勢)。
両手は体の横に楽に広げ、そのまま力を抜いて1〜3分間深く呼吸を繰り返します。

コツ: 腰に負担を感じる場合は、お尻を少し壁から離すか、腰の下に折りたたんだタオルを敷くと快適に行えます。

ストレッチの効果を倍増させる「夏の+α習慣」

ストレッチと合わせて次の習慣を取り入れると、ストレッチ習慣をサポートしてくれます。

まずは、お風呂はシャワーで済ませず「ぬるめのお湯」につかること。
暑い夏はシャワーで済ませがちですが、38〜40度程度のぬるめのお湯に10〜15分ほど浸かりましょう。湯船につかることでリラックスしやすくなり、水圧によって脚が心地よく感じられる方もいます。

そして、ストレッチ後に「常温のお水」を1杯飲みましょう。
体が温まったタイミングで水分(常温の水や白湯)を1杯飲むことで、体内の水分バランスを整え、尿による老廃物の排出をサポートします。

カリウムを意識した食事もおすすめです。
余分な塩分と水分排出を手助けしてくれる「カリウム」を豊富に含む食材(バナナ、キウイ、きゅうり、トマト、ハトムギ茶など)を積極的に摂り入れましょう。

夏の足のむくみは、冷房や暑さ、長時間同じ姿勢など、さまざまな要因が重なって起こりやすくなります。
だからこそ、「むくんでから何とかする」のではなく、日頃からストレッチや適度な運動を取り入れることが大切です。
今回ご紹介したストレッチは、どれもベッドの上で手軽にできるものばかり。一日の終わりに「今日もお疲れ様」と自分の足を労わりながら、3分間のリセットタイムを作ってみてください。翌朝、軽やかでスッキリとした脚で一日をスタートさせましょう!

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