
「防災は大事」と頭ではわかっていても、非常食を買ったのに結局賞味期限が切れてしまったり、防災グッズをしまい込んだまま存在を忘れてしまったり…そんな経験はありませんか?
そんな悩みに応える新しい考え方として近年注目されているのが「フェーズフリー」です。聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は誰もが日常の中で実践できるシンプルなアイデアなのです。
この記事では、フェーズフリーの基本的な意味から、私たちに嬉しいメリット、身近な商品例など誰にでも分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたの「備え」の意識がきっと変わるはずです。

フェーズフリーとは?~日常と非常時の垣根をなくす考え方~
フェーズフリーの基本的な定義
ここで言う「フェーズ」とは、日常(普段の生活)と非常時(災害やトラブル時)のそれぞれの状態のことを指します。つまり「フェーズフリー」とは、日常と非常時という“二つのフェーズの境界をなくす”という考え方。普段使っているモノやサービスが、そのまま災害時にも役立つ状態を目指すライフスタイルを意味します。
従来の防災の考え方との違い
従来の防災は「非常時専用」の備えを重視してきました。乾パンや保存水、懐中電灯など“もしもの時のためだけに”用意するアイテムが主流です。しかし、これらは日常ではあまり使わないため、管理が面倒になり、気づけば古くなって使えなくなっていることも多いのが現実でした。
そこで登場したのがフェーズフリーの考え方です。2010年代以降、地震や豪雨災害が相次いだ日本では「いざという時の備えを、もっと無理なく続けられる方法はないか」と模索が始まりました。防災を「特別なもの」と切り離すのではなく、毎日の暮らしに自然に溶け込ませる。この発想が、多くの共感を集めています。

なぜ今フェーズフリーが注目されるのか?
では、なぜ今フェーズフリーがこれほど注目されているのでしょうか。
経済的で、始めやすい
「防災グッズをゼロから揃えよう!」と意気込んでも、専用品を一式購入すると数万円の出費になることもあり、ハードルが高いと感じる人も少なくありません。 しかし、フェーズフリーなら、防災専用品を別途購入する必要はありません。「いつもの買い物を少し工夫する」「次に買い替えるなら、非常時にも使えるものを選ぼう」といった小さな意識改革だけで始められるため、経済的な負担が少なく、誰でも手軽にスタートできます。
この考え方は、近年 、サステナブルな暮らしやミニマルライフが注目されているところともつながります。
いざという時に役に立ち、安心感を与えてくれる
せっかく備えた防災グッズも、いざという時に「どこにしまったか忘れた」「使い方が分からない」では意味がありません。押入れの奥でホコリをかぶった乾パンが、いつの間にか賞味期限切れになっていた、という経験がある方もいるかもしれません。日常的に消費する食品であれば、期限切れの心配もありません。この「使い慣れている」という安心感が、パニックになりがちな非常時において、心強い支えとなるのです。
暮らしに溶け込み、置き場所に困らない
防災グッズの課題の一つが、保管場所です。限られた収納スペースを圧迫してしまうため、備えを躊躇する原因にもなります。 フェーズフリーのアイテムは、そもそもが普段使いのものです。キッチン、リビング、書斎など、それぞれの場所で日常的に使われるため、特別な保管スペースは不要です。最近では、インテリアとしても楽しめるデザイン性の高いLEDランタンやモバイルバッテリーも増えており、私たちの暮らしを豊かにしてくれます。
フェーズフリーの身近な実例
では、具体的にどんなものがフェーズフリーなのか、いくつか身近な例を見てみましょう。
モバイルバッテリー
外出先でスマートフォンの充電が切れそうなときに活躍しますが、停電時には命綱になります。大容量タイプやソーラーチャージ機能付きなら、より安心です。

折りたたみボトルや保温マグ
普段はオフィスやジムに持ち歩く水筒として活躍します。災害時には給水所で水をもらう際に便利で、衛生的に水を確保できます。
ポータブル電源・ソーラーランタン
キャンプやアウトドアで役立つアイテムですが、停電時には照明や電気製品の電源として大活躍。特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭には安心材料になります。
パックごはん・レトルト食品・缶詰
温めるだけで食べられるこれらの食品は、忙しい日常の味方であると同時に、ライフラインが止まった際の貴重な食料になります。サバ缶や焼き鳥缶などは、おかずにもおつまみにもなり、非常に優秀です。

フェーズフリーを暮らしに取り入れるヒント
フェーズフリーを実践するのは決して難しいことではありません。ポイントは「日常で使えるか」を基準にモノを選ぶことです。
たとえば、普段の買い物で「少し長持ちする食品」を選んでおけば、ローリングストックとして非常時の食糧備蓄になります。モバイルバッテリーを選ぶ際に「災害時にも役立つ大容量タイプ」を選ぶだけでも、防災力がぐっと高まります。
家族のライフスタイルに合わせて備えを見直すのも大切です。小さな子どもがいるなら、普段から使うおしりふきやレトルト食品を多めに備えておく。ペットがいるならペット用品を、少し余裕を持ってストックする。こうした工夫もフェーズフリーの一環です。
そして何より、「楽しんで選ぶ」ことが続ける秘訣です。

フェーズフリーとは、日常と非常時をつなぐ新しい防災の形です。特別な備えをせずとも、普段の暮らしの中に「いざという時の安心」を組み込むことができます。
「防災は続かない」と感じていた方こそ、今日の買い物やライフスタイルの選択からフェーズフリーを意識してみてはいかがでしょうか。
気負うことなく、いつもの生活を少し豊かにする視点を持つことが、あなたとあなたの大切な人を守る未来の安心につながります。

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