渋木さやかさんインタビュー第1回目
ヨガとの出会いで、 心のままに生きられるように

INTERVIEW

2020.03.03

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ヨガインストラクターとして活躍中の渋木さやかさん。講師のみならず、ヨガを通して女性を内側から輝かせることをライフワークとし「恋愛とヨガ」をテーマにしたコラムの連載や、鎌倉でのナチュラルなライフスタイルが雑誌などでも注目されています。渋木さんのヨガとの出会いやオーガニックライフ、美容のお話などを全2回でお届けします。

自分を客観視することで、 見つけられた自然体の姿

ヨガインストラクターとしてはもちろん、ライフスタイルにも多くの共感を得て人気の渋木さやかさん。自然体というワードがぴったりな女性ですが、ヨガに出会った頃は苦悩との戦いでもあったそう。ヨガに魅了されるきっかけやその後の変化、美容に至るまで渋木さんの素顔に迫ります。

「スポーツクラブでヨガを受講したことがこの道に進んだきっかけです。疲れていた心身が癒され、衝撃を受けましたね。当時は20代後半で、仕事もプライベートも思い通りにならずにストレスや悩みを抱えていた頃。でも、ヨガと出会い、挫折感など全てを受け止められるようになり“まっ、いいか”と気持ちを上手く切り替えられるようになりました。

やってみたいことの一つにヨガがあり、自分を変えたい気持ちが強い時期でもありました。ヨガを始めてみると自分を俯瞰して見られるようになり、体だけでなく人生やマインドまで変化していくのを実感できました」

人生の変化とは具体的にどのようなことですか?

「それまでは、仕事の忙しさを誤魔化すように夜遊びばかりしている日々でした。でも、ヨガという世界観に触れたことで好きなことが変化して、夜に出歩くことに興味がなくなったのです。

食も変わりましたね。体のことを意識するようになると、自分の体は自分の食べたものでできていますから、オーガニックにもこだわるようになり。野菜の産地やトレーサビリティといったことを気にかけるようになったのもヨガの影響からです。日々の蓄積が自分を作り、その蓄積は肉体に限らず、感情にも連動していると気づきました」

食は感情にも影響するのですか?

「悲しみや怒りといった感情は、根本を突き詰め、自問自答しながら辿っていくと、ただ“ありがとう”と言って欲しかったり、自分の思いを理解してもらえなかったという寂しさだったり、意外と単純なものかもしれません。負の感情が蓄積してストレスを抱えると辛いものや堅いものといった刺激のあるものが欲しくなる傾向があります」

確かにストレスを感じている時はジャンクフードに手が伸びてしまう気がします。

「ヨガで体が整うとジャンクな食べ物を欲しなくなりますし、みずみずしい食べ物やオーガニックな食材を食べたいと感じるようになります。これは気持ちが落ち着いているからなのです」

なるほど、ヨガの哲学ですね。

「インドでの修行をはじめ、多くの経験から体を動かすだけではないヨガの考え方や哲学を伝える活動をヨガライフアドバイザーという立場で行なうように。このような活動は全国各地のセミナーだけでなく、インスタグラムでも“#ヨガメモ”(というハッシュタグを付けて)発信しています。ヨガの思想は難しい部分もありますが、現代人にもわかりやすいようにとお伝えできたらと。

【ある日の#ヨガメモ】
ヨガでは満月や新月の日にアーサナ(ヨガポーズをはじめとする動作のこと)お休みしたり、エーカダシといって11日後に断食に入ったりします。海沿いに住んでいると、満潮、干潮など地球や自然を身近に感じることができます。

自然の摂理に寄り添うことも大切ですが、影響を受けすぎると負担になることも。満月だから、新月だからこうあるべきという価値観ではなく、何事も程よく鈍感な方が心身のバランスが良くなり、生きやすいような気がするのです。

無理をしない方が生きやすいということですか?

「はい。人間関係においても同じようなことが言えるような気がして。その人の性格やクセにしても、いい点と悪い点は一緒だったりするわけです。一人ひとり長所がありますし、自分が好きなところを活かして、その人らしく過ごせるヒントに繋がればいいなと思っています」

第2回目では、渋木さんの美容に対するこだわりや愛用しているヴィラロドラ製品などのお話を伺います。

Profile
渋木 さやか | Sayaka Shibuki
ヨガインストラクター・ヨガライフアドバイザー。2006年よりインドの伝統的なスタイル、シヴァーナンダヨガをベースにクラスを開催中。ヨガやファッション雑誌、CMなどメディアに多数出演するほか、全国のイベントでは笑顔とユーモアを兼ね備えた人気ヨガ講師の顔も。
近況は渋木さやかオフィシャルブログshibukisayaka.comやInstagram@yoga_cittaにて更新中

撮影/稲垣純也  文章/小平 多英子

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