
時間をかけて髪をセットしても、時間が経つと髪がぺたんこになってしまった経験はありませんか?
せっかくセットしたのに、と悲しくなってしまいます。
髪がぺたんこになってしまう原因はいくつかありますが、少しでもセットを維持できるように、どうしたらいいのか、見ていきましょう。

髪がぺたんこになる原因とは?
まずはぺたんこになってしまう髪を正しくケアするために、原因を探ってみましょう。
原因①皮脂の分泌量が多い
何らかの原因で頭皮から皮脂が過剰に分泌されると、一本一本の髪がベタついて束のようにくっつき、重さによってボリュームがなくなり、ぺたんこになってしまいます。
揚げ物や油っこい食事が多いと、頭皮の皮脂が過剰に分泌されることもあるので、油ものの食事が多いなと感じる方は、食生活を見直し、野菜や果物を積極的に摂り入れてみましょう。タンパク質の多い食事やミネラルを含む海藻類も髪を作るのに大切な成分ですのでおすすめです。
原因②もともとの髪質
生まれつき髪が細く、ハリ・コシが弱い方はセットがキープしづらく、ぺたんこになりやすいです。これは髪が立ち上がる力が弱く、重力に負けてしまうためと考えられます。
原因③生活習慣の乱れやストレス
生活習慣が乱れたり、ストレスが強い生活を続けることで、髪が細くなり、ハリ・コシが弱くなったり、抜け毛が増えてしまうことがあります。こうなると全体的にボリュームが落ち、どんどん髪がぺたんこになってしまいます。
また、生活習慣の乱れや、過剰なストレスは、自律神経の乱れから皮脂が過剰に分泌されることもあります。
まずは生活習慣を見直し、ストレス解消を心がけましょう。

原因④湿気
湿気が多い日には、髪が空気中の水分を吸収して重くなり、セットをキープしづらくなります。
特に、髪が細い人やクセのある人は、ダメージによって髪の毛の内部に空洞ができていたりすることもあり、湿度が高いと水分の影響が大きく出て、ヘアスタイルが崩れてしまうことにつながりやすくなります。
原因⑤頭皮や髪にダメージがある
頭皮や髪が紫外線によるダメージを受けた場合や、パーマ剤・カラーリング剤によるダメージを受けた場合、生えてくる髪が細くなったり、毛髪のハリコシが低下することで髪がぺたんこになりやすいです。
紫外線は顔よりも頭皮の方が実は日に近くて晒されやすいので、帽子をかぶったり日傘をさすなど紫外線対策を行いましょう。
原因⑥加齢
加齢により女性ホルモンが減少すると、髪が細くなりやすいです。特に頭頂部が気になる場合は加齢による影響の可能性があります。
頭頂部はホルモンの影響を受けやすく、さらに紫外線などのダメージをもっとも受けやすい部分です。ヘッドブラシで頭頂部を刺激のマッサージを行ったり、紫外線ケアを入念に行うなどの対策がおすすめです。
家庭でもできるぺたんこ髪を防ぐための対策
では、髪の毛がぺたんこにならないようにできる対策はどういったものがあるのでしょうか。
いくつかご紹介するので、合った方法を取り入れてみてください。
対策①シャンプーを変える
皮脂が多い方や髪が傷んでいる方はシャンプーを変えてみましょう。
ダメージ補修が十分でない可能性や汚れや皮脂を しっかり落とせていない可能性があります。
シャンプーを変えて髪や頭皮の状態に合うものを見つけるのがおすすめです。
また、髪や頭皮の状態が気になる人、傷み がひどい人は、トリートメントも併せて見直してみたり、ヘッドスパやオイルマッサージなどのスペシャルケアを取り入れてみるのもおすすめです。
自分に合ったものが見つからないという方は、美容師さんに相談してみるといいでしょう。
対策②ドライヤーでしっかり乾かす
ドライヤーで乾かすときに、まずは余分な水分をタオルで拭き取ります。
頭皮にドライヤーの風が当たるように全体を乾かしていきます。
ある程度乾いたら、今度はドライヤーの風を弱にして、ボリュームを出したい箇所の根元に当てていきます。
ドライヤーをかけるときに根元を立ち上げるようにしながら乾かすと、髪が形状を覚え、ボリュームが出やすくなります。
乾かす際は適切な距離を離し、同じ場所に熱を与えすぎないように振りながら使用するようにしましょう。

対策③生活の見直し
食事の内容、生活リズム、ストレス発散など、生活を見直すことは健康な髪をつくる上で大切です。
しっかり睡眠を取る、ストレスを溜めないようにするなどを心がけ、食事はバランスよく摂りましょう。
とくにタンパク質やビタミン、ミネラルなど、健康的な毛をつくるのに重要な栄養素は、不足しないように意識しましょう。
対策④スタイリングアイテムを使う
湿気が多い日にぺたんこ髪になってしまう方は、髪が水分を吸収しないようにするヘアケアアイテムを使うのも良い方法です。
ヘアオイルや、オイル成分をふくむシャンプー・トリートメントを活用すると、髪がオイルでコーティングされ、水分が吸収されにくくなります。
他にも、スプレーやワックスなどを普段使わない方は、湿気が多い日だけ使ってみるのもおすすめです。

ぺたんこ髪には適切な対策を
髪がぺたんこになってしまうのには、様々な原因があります。それぞれにふさわしい対策を取る必要があるので、まずは要因を探ることから始めましょう。
思い切ってヘアスタイルを変えてみるのも一つの方法です。
軽くふんわりと仕上がるようなショートヘアに挑戦したり、ボリューム感のあるアレンジスタイルに挑戦することで、ぺたんこ髪を脱却できます。
適切なケアが分かれば、きっと思うようなヘアスタイルを実現できるはずです。ぺたんこ髪に悩まされない毎日をお過ごしください!

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