vol.151 ハーブで免疫力をつけよう!!エキナセアの魅力

column

2021.10.14

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昼夜で寒暖の差を感じるようになり、徐々に冬の空気に変わりつつある今日この頃。
これからの季節は、風邪やインフルエンザ の流行に気を付けたいところ。

コロナウイルスのおかげか、手洗いや消毒、うがい、マスクが当たり前になり、これまでよりも対策はしっかりされているものの、つい気を緩めると咳がでたり、鼻水・鼻づまりに悩まされるなんてことはないでしょうか。

今回は、そんな方にエキナセアというハーブをご紹介します。

エキナセアの基本

エキナセアは、北アメリカ原産のキク科の植物で多年草です。夏から秋にかけて紫色の花を咲かせます。
花の中心部がトゲトゲしていて、ハリネズミのトゲのように見えることからギリシャ語でハリネズミを意味する「エキノス」(echinos)に由来して名付けられました。

このエキナセアは、古くから北アメリカの先住民のあいだでは、鎮痛や免疫を高める効果を持つ治療薬として用いられていたことから「インディアンのハーブ」と呼ばれてきました 。

先住民たちは、傷を負った動物がエキナセアを食べるのを見て、このハーブに痛みを和らげる効果があることを知ったと言われています。

日本では、エキナセアの花弁が垂れ下がっていく形が馬簾(江戸時代、火消しの際に用いたまといの飾り)に似ているので和名では、「紫馬簾菊(むらさきばれんぎく)」とも呼ばれてきました。

エキナセアの効果効能

エキナセアには次の成分が含まれています。
配糖体、ビタミンD、アミド、イヌリンなど。
これらの成分 には、抗菌・抗ウイルス・抗酸化・消炎作用、整腸作用、免疫力アップなどの効果があると期待されています。

そのため、最近では、サプリメントやハーブティーなどの原料によく使用されるようにもなりました。

アーユルヴェーダの観点では、エキナセアは強力なデトックス作用があるともされています。

また、ドイツでは20世紀頃から現在まで長く利用されてきました。
尿路感染症や風邪などの自然療法として食用のエキナセアが政府の認可を受けているそうです。

ハーブティーとして飲むとき

エキナセアを手軽に摂取できる方法の一つが、ハーブティー。

エキナセア単体で飲むこともできますし、他のハーブとブレンドして楽しむこともできます。

ブレンド例
・ペパーミントやレモングラス:それぞれ殺菌作用があり相乗効果あり
・ジンジャーやカモミール:疲労回復などにおすすめ
・ローズヒップ:ビタミンCを同時に摂取でき、免疫力強化 が期待できます

また、ハーブ以外でもはちみつを垂らして飲むと、甘味を感じ飲みやすくなるだけでなく、はちみつにも抗菌作用があるので、のどが痛いときや咳が止まらないときなどにおススメです。

寒くなる季節ですから、ぜひ温かいハーブティーで体も心も温めましょう。

★注意★
妊娠中・授乳中の人、キク科アレルギーの人は使用を避けてください。また、長期間にわたる常用も避けましょう。
自己免疫疾患の方、免疫抑制剤を服用している方の使用は禁忌又は注意が必要です。
お薬を服用されている場合などは、医師に相談してください。

エキナセアの花言葉は「やさしさ」

エキナセア全般には、【やさしさ、深い愛、あなたの痛みを癒します】といった花言葉があります。
これはまさに北アメリカの先住民、ネイティブアメリカンたちの間で薬草として使われ、人々の傷や病を癒やしてきたエキナセアのイメージにぴったりな言葉ばかりですね。

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