
とあるCMのセリフで「女性は7の倍数で~、男性は8の倍数で~」ということを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
東洋医学では、女性は7の倍数で、いっぽう男性は8の倍数の年齢になると身体的に大きな変化が訪れると言われます。
これってどういうことなの?と思ったことはありませんか?
7の倍数・8の倍数に隠されたヒミツを解き明かしましょう。

7の倍数・8の倍数の年齢で何が起こるの?
東洋医学の医学書『黄帝内経(こうていだいけい)』によると、女性は7の倍数の年齢、男性は8の倍数の年齢になると体の変化が訪れると言われます。
ただし、あくまでも「腎気(じんき)」にスポットを当てた一つの見方なんだとか。
TVやCMなどで取り上げられ、有名になっていますが、絶対的なものではありません。一つの目安として、参考にするといいでしょう。
「腎気(じんき)」とは
腎気とは、腎臓・膀胱などの泌尿器系や、ホルモンをつかさどる内分泌系のこと。腎気がおとろえると、成長・発育が遅れたり、老化が速く進んでしまうと考えられます。腎気は生殖機能にもかかわる部分です。
腎気を基準にすると、女性は7の倍数の年齢、男性は8の倍数の年齢のとき、体に変化が訪れると考えられています。具体的にどんな変化が訪れるのかを表にまとめました。

男女の体の違い
男女の腎気を比べてみると、女性の方が成長・老化など、体が変化するスピードが速く、男性は年を取るにつれ老化が加速しているのがわかります。
黄帝内経は2,000年も前に書かれた医学書ですが、現在の私たちに置き換えても、不思議と当てはまるのに驚きますね。腎気の様子の移り変わりは、今でいうライフスタイルの移り変わり。「ホルモンのターニングポイント」と言われることもあります。
健やかに美しく年齢を重ねるために
黄帝内経に記された「腎年齢」は、節目年齢といえるでしょう。節目年齢を迎えるごとに、改めて自分の体をチェックしたり、振り返る目安となります。
前述したとおり、腎気がおとろえると老化を速めます。腎気をいたわると、老化をゆるやかにすることが可能です。できるだけ老化はゆっくりと、健康・美しさは現状維持したいですよね。
腎気は先天性のもので、人が生まれ持ったエネルギーを言います。生まれた時点で人それぞれに腎気の量は決まっており、年を取るごとに減少していきます。
さらに、ストレスや生活の乱れでも減っていきます。つまりストレスを減らし、整った生活を心がけることで、老化をゆっくりにすることができるのです。
いっぽう、後天的なエネルギーは「脾気(ひき)」といい、胃腸などの消化器系です。脾気は日々の暮らしでたくわえることができるので、腎気の減少をカバーすることができます。食生活に気を付けることで後天的なエネルギーを増やし、老化防止につなげましょう。

「気・血・水」のバランスが大事!
東洋医学においては、気・血・水(き・けつ・すい)のバランスがくずれた状態が、健康が損なわれている状態と考えます。気(き)とは、エネルギー。血(けつ)は血液、水(すい)はリンパ液など、血以外の液体を指します。
気・血・水のバランスを保っているのは五臓六腑(ごぞうろっぷ)です。五臓六腑とは、腎気・脾気をふくむ、体内の臓器や器官のこと。
内臓や器官に異常があると、元気が出ない・血が足りない・リンパのめぐりが悪い…といった症状となって現れます。
調子が良くないな…と感じたら、まずは気を補うのが最優先。そして腎気をいたわり、脾気をたくわえながら、血・水のバランスを整えることです。
それはストレスをため込まず、規則正しい生活を心がけ、体に必要な栄養をしっかりとること…となります。今も昔も、健康の基本は変わっていないのですね。

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