
本当の豊かさって何だろう?
仕事に家事、育児や人間関係——忙しい毎日のなかで、ふとそんな疑問が心をよぎることはありませんか?
モノも情報も簡単に手に入る今、私たちはかつてより“豊か”になったはずなのに、どこか心が追いつかない。そんな感覚を抱える人が増えています。
もしかするとそれは、「丁寧に暮らすこと」や「心地よさを選ぶこと」から遠ざかっているサインかもしれません。
かつては「多くを持つこと」が豊かさの象徴でした。
しかし今、モノや情報にあふれる現代において、私たちが求めるのは、「心のゆとり」や「安心感」、そして「自然とともにある暮らし」など、質など、質の高いものに変わってきている傾向にあります。
オーガニックやサステナブルなライフスタイルに関心を持つ方々が増えているのも、単なる流行ではなく、「丁寧に暮らすこと」が本来の豊かさに気づかせてくれるからかもしれません。
自分自身を大切にすること、身近な自然に触れること、そして社会とゆるやかにつながりながら、心の底から満たされる感覚は実は日々のほんの小さな選択や、何気ない習慣の中に隠されています。
このコラムでは、そんな“心の豊かさ”に出会うためのヒントを見ていきましょう。

豊かさとは何か?私たちの価値観の変化
かつては“豊かになる”とは、高収入や広い家、高級な品を手に入れることとされていました。けれど、時代は大きく変化しています。
パンデミックや地球環境の変化、社会情勢の不安定さを経験した今、私たちは「モノを持つこと」よりも、「心が満たされること」に価値を感じ始めています。
たとえば、「朝日を浴びながら飲む一杯のお茶」や、「子どもと過ごす何気ない時間」、「誰かの手仕事を感じるオーガニックな製品」——そんな小さな日常のなかに、確かな豊かさが宿っています。
豊かさは、相対値ではなく絶対値によって生まれますによって生まれます。誰かと比べるのではなく、自分の心が喜ぶ選択を重ねていくこと。それが、今私たちが大切にしたい「新しい豊かさ」のあり方です。

豊かに生きるヒント①自然とつながる
私たちはスマートフォンやパソコンから、常に膨大な情報を受け取っています。視覚や聴覚ばかりが刺激され、知らないうちに心が疲弊してしまうことも少なくありません。そんなときこそ、少しだけ日常から離れて、五感を研ぎ澄ます時間が必要です。
自然とふれあうことは、心を整える最高のセルフケアです。
森の中を歩く、ベランダでハーブを育てる、風の音に耳を澄ます。そうしたシンプルな行動の中で、私たちの心は少しずつ静まり、自分と深くつながっていきます。
たとえば、週末に森林浴を取り入れてみるのはいかがでしょう。木々の香りに包まれ、土を踏みしめる感覚は、まるで体と心を自然に「リセット」してくれるようです。
また、地球にやさしい暮らしは、未来を想うやさしさでもあります。生分解性の製品を選ぶ、無農薬の食材を取り入れるなど、小さな選択の積み重ねが、心にも「調和」をもたらしてくれます。
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豊かに生きるヒント②「小さな幸せ」を大切にする時間
朝、いつもより少し早く起きて、丁寧に一杯のコーヒーを淹れる。窓から差し込む柔らかな光を浴びながら、その香りに浸る時間は、一日の始まりに心を満たしてくれます。
オーガニックの野菜を手に取ってみるのもいいでしょう。太陽の恵みをたっぷり浴びたその野菜が、どんな土壌で育ったのか想像しながら味わうことは、五感を研ぎ澄ます体験になります。土の香りを想像したり、素材本来の力強い甘みや瑞々しさを感じたり。また、肌触りの良い自然素材の服に袖を通すだけで、心がほっと安らぐのを感じるはずです。
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豊かに生きるヒント③選ぶものを丁寧に
どんな食べ物を体に取り入れるか、どんな服を身にまとうか。
日々の選択に自分の価値観を込めることで、暮らしはぐっと豊かになります。
たとえば、スキンケアを「肌を整える時間」ではなく「自分を大切にする儀式」と捉えてみる。フェアトレードのコーヒーを飲むことで、誰かの人生とつながっていると感じる。そうした“背景を意識すること”が、日々の満足感を高めてくれます。
「何を買うか」だけでなく、「なぜそれを選ぶか」を大切にすると、自分の生き方にも芯が通ります。大量消費では得られない“心の贅沢”は、丁寧な選択から育まれていくのです。
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豊かに生きるヒント④心にスペースを持つ
日々を充実させるには、「やること」よりも「やめること」に目を向けることも必要です。
SNSを見続けるのをやめて、本を読む。家事を完璧にこなすのを手放して、自分を許す。
そんな“小さな余白”を暮らしに取り入れることで、心にもゆとりが生まれます。
また、心のモヤモヤを紙に書き出す「エクスプレッシブ・ライティング」や、アロマを使った深呼吸など、自然の力を借りたセルフケアもおすすめです。
心が整うと、人生の選択も澄んでいきます。ゆとりのある心は、本当に大切なものを見極める力を育ててくれます。
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人生を豊かにする方法に、正解はありません。
けれど、「何に心が動くか」「どんな瞬間に幸せを感じるか」という感覚を大切にすれば、自分らしい豊かさは、きっと少しずつ形になっていきます。
私たちはつい、大きなイベントや出来事の中に幸せを探してしまいがちです。でも、本当の幸せは探すものではなく、「気づくもの」なのかもしれません。毎日ひとつでも良いので、そうした小さな幸せに意識を向ける時間を大切にしてみませんか。その積み重ねが、あなたの毎日をじんわりと温かいもので満たしてくれるはずです。

寒い時期でも固くならず、なめらかなテクスチャーを保ちます。ハンドケアとしても使用可能です。
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