vol.562 おでこのしわにもう悩まない!原因と自宅でのケア方法

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2025.09.12

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鏡を見るたび、ふと目に入るおでこのしわ。
「また増えた?」「深くなった?」と、がっかりしたり、年齢を感じてため息をついたりすることはありませんか?おでこのしわは、顔全体の印象を大きく左右し、疲れて見えたり、老けて見えたりする原因になることも。でも、「もう歳だから仕方ない」と諦めるのはまだ早いですよ。おでこにしわができてしまうのにはメカニズムがあるので、 それに応じた適切なケアをすることで、改善や予防が期待できます。
このコラムでは、おでこのしわができる主な原因から、今日からすぐに始められる改善・予防策まで、詳しく解説していきます。ぜひ、理想の肌を目指すためのヒントを見つけてください。

なぜできる?おでこのしわの主な原因

おでこのしわは、一つだけの原因でできるわけではありません。様々な要因が複雑に絡み合って発生します。主な原因を知ることで、より効果的な対策が見えてきます。

1. 表情癖(表情筋の使いすぎ)

あなたは、普段どんな表情をしていますか?
考え事をしたり、集中したりする時に無意識に眉間にしわを寄せたり、おでこに縦じわを寄せる癖はありませんか?
また、パソコンやスマートフォンの画面を長時間見つめたり、視力が落ちたりすることで、目を大きく見開いたり、眉を上げてものを見る癖がある人もいます。
これらの表情癖は、おでこの表情筋を過剰に使い続けることで、その部分に深くしわが刻み込まれる原因となります。

2. 加齢による肌の変化

肌は、年齢とともにその構造や機能が変化します。
肌の弾力やハリを保つコラーゲンやエラスチンは、加齢とともに減少したり、その質が低下したりします。これにより、肌の弾力性が失われ、しわができやすくなります。
また、肌の水分を保持するヒアルロン酸も、年齢とともに減少します。肌の保水力が低下すると、乾燥しやすくなり、しわが目立ちやすくなります。
そういったことに加えて、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)のサイクルが遅くなることでも、古い角質が肌表面に留まりやすくなり、肌のキメが乱れてしわを深く見せてしまうこともあります。

3. 紫外線と乾燥

紫外線は肌の真皮層にまでダメージを与え、コラーゲンを破壊する原因となります。さらに、乾燥によって肌表面のキメが乱れ、細かいしわが目立ちやすくなることも。おでこ は皮脂分泌が多いので見落としがちですが、意外と乾燥しやすい部分です。

4. 生活習慣の乱れ

肌の健康は、日々の生活習慣と密接に関わっています。
・睡眠不足:睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌の細胞の修復や再生を促します。睡眠不足は、肌のターンオーバーを乱し、しわができやすい状態にしてしまいます。
・食生活の偏り:ビタミン、ミネラル、タンパク質などの栄養素が不足すると、健康な肌を作るための材料が足りなくなり、肌のハリや弾力が失われます。
・喫煙・過度な飲酒:喫煙は、肌の血行を悪くし、ビタミンCを破壊するため、肌の老化を促進します。過度な飲酒も、肌の乾燥を招くことがあります。
・ストレス:ストレスは、自律神経のバランスを崩し、血行不良や肌荒れの原因となることがあります。

今日からできる!おでこのしわ改善・予防策

おでこのしわは、原因に合わせたアプローチを継続することで、改善や予防が期待できます。今日からできる具体的な方法を実践して、理想の肌を目指しましょう。

スキンケアの見直し

しわ対策の基本は、毎日の丁寧なスキンケアです。

・徹底した保湿
化粧水、美容液、乳液、クリームを正しく使い、肌にたっぷりの潤いを与えましょう。特に、洗顔後や入浴後はすぐに保湿ケアを始めることが大切です。
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど、高保湿成分が配合されたアイテムを選ぶのがおすすめです。これらの成分は、肌の水分を保持して、乾燥から肌を守ります。
週に1〜2回のシートマスクやパックも、集中的な保湿ケアとして効果的です。

・紫外線対策の徹底
紫外線は一年中降り注いでいます。日焼け止めは、晴れの日だけでなく、曇りの日や室内でも塗る習慣をつけましょう。SPFとPAの表示をチェックし、使用シーンに合ったものを選びます。
帽子や日傘、UVカット機能のある衣類なども活用し、物理的に紫外線を避ける工夫も大切です。

マッサージ

おでこのシワを改善する方法のひとつとして効果的だといわれているのがマッサージです。
マッサージをすることで、固まっている筋肉を動かし、シワをできにくくする効果が期待できます。

【側頭筋マッサージ】
側頭筋はこめかみから耳の上にかけて広がる筋肉で、ここがこるとおでこや眉のしわも深くなりがちです。側頭筋をほぐす簡単なマッサージ方法をご紹介します。
① 両手の指の腹でこめかみに軽く触れ、小さな円を描くように優しく10回マッサージします。
② 次に耳の上から頭頂部に向かって、少し引き上げるように円を描きながらマッサージを10回。
頭皮がじんわり温まるまで続けましょう。血流が良くなり、おでこや眉まわりの緊張も和らぎます。

【おでこ全体のマッサージ】
① おでこ全体をグーの手でくるくると5回、円を描くようにもみほぐす。
② 少しずつ中央から外側へ位置をずらしながら、こめかみまで4〜5か所行う。これを3セット繰り返します

【目の周りの筋肉マッサージ】
目を大きく開ける時には、おでこや眉が動かないように、目の周りの筋肉だけを使うエクササイズを行いましょう。
① 眉毛の上を指で押さえ、ここの筋肉が動かないように固定します。
② まぶたに力を入れて、目を大きく開ける動作を20回行いましょう。

生活習慣の改善

内側からのケアも、美しい肌には欠かせません。

① 質の良い睡眠
夜10時から午前2時の間は、肌のゴールデンタイムと言われています。この時間に良質な睡眠をとることで、肌の修復や再生が促されます。
寝具を見直したり、寝室の環境を整えたりして、ぐっすり眠れる工夫をしましょう。

② バランスの取れた食事
抗酸化作用のある野菜や果物(ビタミンC、E)、肌の材料となる良質なタンパク質、そして健康な肌に欠かせないビタミンB群やミネラルをバランス良く摂りましょう。
特に、鮭、ナッツ類、緑黄色野菜などは、美肌に嬉しい栄養素が豊富です。

③ 適度な運動
適度な運動は血行を促進し、新陳代謝を高めます。これにより、肌に栄養が行き渡りやすくなり、老廃物の排出も促されます。

ウォーキングやヨガなど、無理なく続けられる運動を取り入れましょう。ストレス解消効果も期待できます。

④ ストレスマネジメント
ストレスは、肌の調子を崩す大きな要因の一つです。趣味の時間を持ったり、リラックスできるアロマを取り入れたり、瞑想するなど、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

⑤ 禁煙・節酒
喫煙は肌の老化を著しく促進します。タバコは肌のハリを保つコラーゲンを破壊し、肌の色もくすませます。節酒も肌の健康には大切です。

おでこのしわは、様々な要因が複雑に絡み合ってできるものですが、その原因を理解し、適切なセルフケアと生活習慣の見直しを継続することで、改善や予防が可能です。
大切なのは、諦めずに、自分に合った方法を見つけて、根気強くケアを続けることです。「もう手遅れ」ということは決してありません。今日からできることを一つずつ始めて、未来の自分に自信を与えましょう。鏡を見るのが憂鬱だった毎日から解放され、笑顔で過ごせる日が来ることを心から願っています。さあ、あなたも未来のつやつやなおでこを目指して、今日から一歩踏み出してみませんか?

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