vol.416 華やかで女性らしい香り「ローズ」。
ローズの精油が持つ効果効能

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2024.03.15

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精油のなかでも人気の香りの1つ「ローズ(薔薇)」。ローズは、クレオパトラも愛してやまなかったと言われています。

現在は、ローズの香りは化粧水からクリーム、オイルまで、女性の美容アイテムに幅広く使われています。
エレガントで素晴らしい香りと希少性から「香りの女王」や「精油の女王」と呼ばれ、古くから愛されてきたローズの香り。

気品のある大人の女性の香りでもあり、高級感も感じられるローズ。
ローズの精油には、女性特有の悩みも解消してくれる効果が期待できるといわれています。
今回はローズの 精油が持つパワーと魅力についてまとめていきましょう。

ローズの香りとは

ローズの香りは精油のなかでも、フローラル系に分類されます。産地によっても香りが変わり、有名なのは「ブルガリア」「トルコ」「モロッコ」「フランス」などです。
人気の高さゆえ品種改良が進んでいて、今では数万種類の香りがあると言われています。

ローズの精油の抽出法は大きく分けて2通りあります。
・溶剤抽出法で抽出された精油「ローズアブソリュート」
・水蒸気蒸留法で抽出された精油「ローズオットー」

ローズアブソリュートは、薔薇の濃厚な香りをより強く実感できるので、香水などの香りを楽しむときによく活用されます。
ローズオットーは、水蒸気でローズの花びらを蒸す(蒸留法)によって採取され、60本のバラの花びらから取れるのはわずか1滴で、3トンの花びらから約1㎏程度しか抽出できません。そのためとても贅沢で希少価値の高い精油です。
ローズアブソリュートに比べて、さっぱりとした香りが特徴です。

ローズの香りの主な効果効能

ローズは身体や心などに、どのような効果効能があるのでしょうか。

身体への効果効能

ローズは女性の体と関わりが強い花で、女性ホルモンの調整や子宮強壮作用があります。
生殖機能に関わる不調や生理不順、月経前症候群(PMS)、更年期の不調、産後の状態改善などに役立つと言われています。
また、抗炎症作用や細胞促進作用があることから、スキンケアにも活用されており、エイジングケアにもおすすめです。

心への効果効能

華やかで優雅な香りは、心を癒やし、明るく高揚させてくれる効果があります。神経の緊張やストレスを和らげてくれる効果も。
特に、愛情面で傷付いたときに寂しさが癒やされたり、自信をなくした自分を肯定でき、立ち直らせてくれたり幸福感を抱かせてくれたりします。
香りをかぐことによって「幸せホルモン」のオキシトシンの分泌を促し、ストレスや緊張を和らげ、自律神経のバランスを整えるのを手伝ってくれます。

ローズの香りの活用方法

ローズのオイルを含んだマッサージオイルで、腕や足をマッサージしてみましょう。
マッサージ効果と相まってリラックス効果も抜群です。
アロマディフューザーやアロマランプを用いれば、手軽に芳香浴を楽しめます。

また、ハンカチに1滴垂らして持ち歩いたり、枕元やデスクに置いたりして楽しんだり、ローズの精油を使った入浴剤やアロマキャンドルなどを使うこともおすすめです。バスタイムでぜいたくな気分に浸れ、優雅な時間を楽しめるでしょう。

ローズの香りを利用する際の注意点

香りや作用が強いため、高濃度での使用は控えてください。
女性ホルモンに影響を与える為、なるべく妊娠中には利用しないようにしましょう。

華やかな気分にもなれるローズの香りについて みてきました。
ローズの花言葉は「愛」と「美」。まさに女性にピッタリの花です。
女性特有の不調を和らげてくれたり、気持ちを癒やしてくれたりするローズ。
ローズの香りは様々な種類があるので、好みのものを選んで楽しんでみてください
ぜひ、あなたもローズのパワーを味方につけながら、“女の美力”を上げて、愛にあふれた美しい女性になりましょう。

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