vol.380 便は身体のバロメーター。
毎日チェックして理想の便を維持しよう

column

2023.10.26

SHARE

みなさま、毎日の便の状態をチェックしていますか?

便のタイプには、コロコロした硬いものや、液状に近い柔らかいものなどありますが、これらは腸内環境のバランスが影響している場合があります。
身体のコンディションは便の形や色、においに表れます。

便の状態が良い状態であれば、心も体もバランスが整っている証拠。
では、どんな状態の便がいいのか、腸内環境と便の関係について見ていきましょう。

理想の便の状態とは?

理想の便はどのような状態なのでしょうか?
一言で言うと「バナナうんち」です。
形はバナナ状態、またはとぐろを巻く状態で、ねり歯磨き粉 のようになめらかで、黄土色~茶色の便です。さらに、その便がトイレの水に浮くと理想的です。

便の状態をチェックしてみよう

便は、食生活・運動のほか、ストレスなどの影響で日々変化します。
いつもバナナうんちになるように、自分のお便りを、毎日きちんと観察する癖をつけましょう!
観察するポイントは、「硬さ」「ニオイ」「頻度」の3つのポイント。

便のチェックポイント①硬さ

少しりきめばバナナ状の便がスルリと出て、排泄後に「スッキリとした爽快感」があれば健康な便といえるでしょう。便が硬くてコロコロしていたり、液体状だったりする場合は、腸内フローラのバランスが崩れているかもしれません。

便のチェックポイント②におい 

においに影響するのが腸内細菌です。腸内細菌のバランスが良い状態であれば、便のにおいはそれほど強くありません。食生活が肉や脂っこいものに偏り、悪玉菌が増えると嫌なにおいが強くなり、善玉菌が増えるとにおいは抑えられると考えられています。

便のチェックポイント③色

健康な便は黄土色~茶色です。腸内に便が留まっている時間が長かったり、悪玉菌が強いと色が黒く濃くなります。下記のような色をしている場合には、注意が必要です。

白っぽい便のときは、脂肪のとりすぎによる消化不良や病気の可能性があります。腸や膵臓の機能が低下して、脂肪などの栄養分を適切に消化・吸収できていない時に生じやすいです。
黒色や赤色の時は、胃腸から出血している可能性や病気が隠れている可能性もあります。

いつもと違う便が続くときは病院へ行きましょう。

理想の便に近づけるために腸内細菌のバランスを整えよう

便秘も下痢も腸のトラブルによって起こります。
大切なのは腸内細菌のバランス。
腸内環境は、人に良い影響を与える【善玉菌】と反対に人に悪い影響を与える【悪玉菌】、善玉菌と悪玉菌のうち優勢な方に働く【日和見菌】のバランスで決まってきます。

善玉菌が優勢に働いている状態を「よい腸内環境」または「腸内環境が整っている状態」とします。良い働きをする善玉菌、悪い働きをする悪玉菌の勢力次第で、腸内の健康状態は日々変わっていきます。

腸内フローラのベストなバランスは、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割といわれています。
日頃から理想の便を保つために、腸の働きや腸内細菌のバランスを整える食生活を心掛けることが大切です。

腸内細菌を整えるために意識したいこと

腸内の動きをよくするためには、善玉菌を増やすこと、水分の不足を作らないこと、お腹周りに筋肉をつけることなどが考えられます。
では、具体的にどのような方法があるのか紹介していきます。

1食物繊維が豊富な食品を摂取する

食物繊維は腸内で水分を吸収し、便のかさを増やす働きがあります。また、善玉菌のエサになり、活動を促進させてくれます。

野菜:葉野菜、ブロッコリー、ニンジン、キノコなどを含む多種多様な野菜を摂取しましょう。
果物:リンゴ、バナナ、ベリー類などの果物は高繊維です。

2発酵食品を摂る

ヨーグルト、ケフィア、納豆、キムチ、酢漬けなど、発酵食品には善玉菌を増やす助けになるプロバイオティクスが含まれています。

3加工食品や糖分を制限する

高糖分の食品やプロセスされた食品は、腸内細菌のバランスに悪影響を与えることがあります。

4水を適切に摂る

十分な水分摂取は、腸内の健康に重要です。

5ストレスをためない

過度なストレスは腸の蠕動運動を低下させてしまいます。リラクゼーションテクニックや運動を取り入れ、ストレスを軽減しましょう。

理想の便を目指すために、毎日の生活スタイルを見直してみましょう。
便は体からのお便りです。
ご自分のお便りをチェックして健康な毎日にしていきましょう。

IPER Energizing Shampoo<イーペル エナジャイジング シャンプー>のご紹介
年齢を重ねた地肌のエイジングケアに
成熟した大人の地肌をケアし、健やかな状態に導くシャンプー。配合されたセントジョーンズワートは、フラボノイドなどを含有しているので、エイジングケアに適しています。

recommended posts

PAGE TOP