vol.320 アロマの香りで上手に花粉症対策を!
つらい症状を和らげるアロマのチカラ

column

2023.03.24

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近年、日本人の4人に1人が花粉症だと言われています。
鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの不快な症状が出て、お悩みの方もいるのではないでしょうか。
特に、花粉のシーズンは日常生活に支障が出てしまうなんてこともあるかもしれません。

そんな厄介な花粉には、アロマを使った対策がおすすめです。アロマを活用することで、鼻づまりや目のかゆみといった花粉症の症状を緩和する効果が期待できます。この記事では花粉症対策にアロマが効果的な理由と、症状別におすすめの精油などをご紹介します。

アロマが花粉症に作用するメカニズム

アロマの精油は、嗅覚または皮膚・呼吸を通じて心身に作用します。
そんなアロマの中には鼻水、くしゃみ、咳、喉の痛みなどにアプローチしたり、症状の緩和にも効果が期待できる種類が存在します。

公益社団法人 日本アロマ環境協会(以下、AEAJ)が行った実験※で、通年性アレルギー性鼻炎の男女に対して、サンダルウッド、フランキンセンス、ラヴィンサラをブレンドした精油を1日2回、7日間続けて吸引した結果、鼻炎症状の全般、特に鼻づまりについて症状が緩和したと答えた人が多数見られ、精油の吸入が通年性アレルギー性鼻炎症状を緩和する可能性が明らかになりました。

※参照:AEAJ「アロマテラピーが通年性アレルギー性鼻炎に与える影響」

このようにアロマを取り入れることで、花粉での気になる症状の緩和が期待できるのです。花粉の時期によるイライラも、アロマの心地よい香りが癒してくれるでしょう。

花粉症対策におすすめのアロマ

花粉の症状を和らげてくれる代表的なおすすめの香りをご紹介します。

花粉症対策におすすすめ①ペパーミント

ペパーミントの清涼感の主成分であるメントールには、鎮静・沈痒・殺菌作用があります。粘液溶解作用、鼻のうっ血の緩和作用などもあり、呼吸器系のトラブルを鎮め、鼻の通りをよくしてくれます。清涼感のある香りが鼻をスッキリさせてくれますので、 鼻づまりで眠れないときや集中できないときに活用してみてはいかがでしょう。

花粉症対策におすすすめ②ティートリー

ティートリー は、免疫力を高め、抗ウイルス作用に優れています。ウイルスが流行する時期や花粉の時期に効果を発揮してくれます。すっきりとした爽快な香りが特徴的です。ティートリーの香りをかぐことで、鼻から肺までの空気の通り道を殺菌・消毒してくれる効果も期待できるので、のどのイガイガや鼻づまりに試してみてください。

花粉症対策におすすすめ③ラベンダー

ラベンダーは鎮静作用があり、心をリラックスさせ、眠りにつきやすくしてくれます。それだけでなく、抗菌、抗ウイルス作用等も期待できる万能精油です。花粉による目のかゆみが気になるときにセレクトしてみましょう。

花粉症対策におすすすめ④ユーカリ

ユーカリは鼻や喉など、呼吸器のトラブルがある時に頼れるアロマの1つ。
鼻粘膜の炎症を抑える作用があり、花粉症のつらいアレルギー症状である鼻水や鼻づまり、くしゃみなどを和らげてくれます。

花粉症の症状におすすめのアロマの使い方

ただ、意外と悩んでしまうのが、使い方。どうすれば気軽にアロマで花粉対策できるのでしょうか。

不快な鼻の症状に蒸気吸入

鼻づまりや喉の違和感など、鼻や喉がつらい時におすすめなのが蒸気吸入。
コップに熱めのお湯を少量入れて、エッセンシャルオイルを1~2滴加えます。
蒸気と一緒に香り成分が立ち上るので、鼻または口から吸入してみましょう。

マスクに1滴

花粉対策として、マスクにアロマを垂らしてみてください。
そのとき、直接肌につかないように、マスクの外側に落として着用するのがおすすめ。
また、ハンカチやコットンに精油を1~2滴を落として香りを嗅ぐのもよいです。

いかがでしょうか。
手軽に取り入れることができるので、ぜひ試してみてください。
花粉症の対策とともに、リラックスできたり気分転換、リフレッシュにもつながるので、アロマをうまく活用して、春の花粉の時期を乗り越えましょう!

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