vol.174 いつもの掃除をエコに!
自然由来の成分でナチュラルクリーニングを

column

2021.12.16

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多くの方がいつだってお家を清潔でキレイに保ちたいですよね。毎日でも、週一でも、月一でも私たちの暮らしを守るためのベースである家の掃除。
そんな生活に必須な掃除ですが、みなさまはどんなものを使って掃除をしていますでしょうか?
掃除をすると手があれる、なんて方は洗浄力が強すぎる洗剤を使用しているかもしれません。油汚れなどを落とすために、掃除用の洗剤はボディソープなどと違い、汚れを落とす力が強く作られているもの。
なので、自然由来の天然成分でお掃除することは、環境にやさしく、手肌に触れても害が少ないため、小さな赤ちゃんやペットがいる家庭も安心して使えるというメリットがあります。
特に年末年始は一年の汚れを落とすために力をいれて掃除をする方が多いはず。
その前に、環境や私たちに配慮したナチュラルクリーニングを考えてみましょう。

掃除道具を天然素材のものを使う

自然由来のものでお掃除する上で、まず考えたいのが掃除道具。
皆さんはどのような掃除道具を使っていますか?
使い捨てハンディモップ、床拭きシートなどは一度使って汚れたら捨てて取り換えられるので便利。ですが、実は使い捨てのものはほとんどが石油由来でできています。

環境に配慮した掃除方法として、天然素材の掃除用具を使うことは大切な要素。
天然素材で作られた環境にやさしい掃除用品は簡単に手作り出来て長持ちするので節約に繋がり、天然の物ですので安全にお使い頂け家族にとっても優しい製品です。

例えば、床拭きシートの代わりに、ほうきを使ったり、コットンでできた繰り返し洗えるタオルを使うなど。
また、食器用スポンジ。市販で売られているスポンジの殆どがプラスチックから作られていて、アクリルたわしやメラミンスポンジなどもナイロンポリエステル、メラミン樹脂(プラスチック素材) などから出来ています。その代用品として、綿のふきんを使用したり、ヘチマなど植物由来のスポンジも販売されているので探してみてください。

洗剤を自然由来のものを使う

使うものにこだわったら、汚れを落とすために使用する洗剤もどういったものを使うのか考えましょう。汚れ落としの効果的なポイントは『汚れの性質と反対のものを使って中和する』こと。
中和をするために、酢やクエン酸、重曹、セスキ炭酸ソーダは、ナチュラルクリーニングなどを使用します。
洗剤の性質を知ることで汚れを落としやすい洗剤を選ぶと、掃除がラクになります。

酢とクエン酸のポイント

酢とクエン酸は、酸性なので、アルカリ性の汚れに効果絶大。アルカリ性の汚れは、水垢・石けんカス・尿石黄ばみなどがあります。その他にも、抗菌効果なども期待できるのでお風呂場、トイレ、水回りに大活躍!洗濯槽の水垢もクエン酸を投入し放置するとすっきりキレイになります。

使い方は、水、もしくはお湯100mlにクエン酸小さじ1/2を溶かし、クエン酸水を作ります。スプレーボトルに入れて拭き掃除をし、最後に水拭きをします。

どちらも効果はほぼ同じなので、酢のニオイが気になる方はクエン酸を。
フローリングなどに使用する場合は、揮発性のある酢の方が床を傷めにくいです。酢の中でも、臭いを少しでも抑えたい方は、うまみ成分や砂糖が含まれていないホワイトビネガーがおすすめです。

酢やクエン酸は、アルミ等サビやすい金属や天然の大理石には使わないでください。また、塩素と混ざると、塩素系ガスが発生し危険です。カビ取り剤や塩素系漂白剤などとの同時使用は避けましょう。

重曹のポイント

アルカリ性の重曹は、酸性汚れである油汚れやカビなどを落とす時に役立ちます。キッチンの油汚れ、調味料汚れ、シンクの中等の油汚れが混じっていると思われる場所、ドアノブや壁等の手あかがついている場所の掃除におすすめです。

使い方は、水、もしくはお湯100mlに重曹小さじ1を溶かし、重曹水を作ります。
スプレーボトルに入れて拭き掃除をし、重曹が残らないよう水拭きをします。

重曹は粉末の状態では研磨剤にもなるので、茶渋等の汚れ落としにも便利です。
また、消臭効果もあるので、容器に入れた重曹を下駄箱などのニオイが気になる所に入れておくと自然の消臭剤に。

ただし、畳や麻、木などの天然素材を使った場所や物に使用すると、素材を傷め、変質する恐れがあります。フローリングのワックスが剥がれる可能性もあるのでご注意を。

セスキ炭酸ソーダのポイント

セスキ炭酸ソーダは重曹と炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)を半分ずつ混ぜて結晶化したものです。そしてこのセスキ炭酸ソーダは弱アルカリ性。重曹と同じく酸性の汚れを落としますが、重曹との違いはアルカリ性がより強いところ。汚れを落とす力も強いです。
キッチンの頑固な汚れ、例えば電子レンジの焦げや汚れがこびりついた場合などにもおすすめです。

使い方は、水、もしくはお湯100mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1/2を溶かし、セスキ水を作ります。
スプレーボトルに入れ、布で拭いたり、ブラシ等を使って汚れを落とします。
仕上げに水拭きや水洗いをします。

使用の際の注意点は、天然素材には使わないでください。素材を傷め、変質する恐れがあります。その他、カーペットのような繊維素材もシミができてしまう場合があるので注意しましょう。
弱アルカリ性のため素手でも取り扱い可能ですが、肌が弱い方はゴム手袋を着用するのがおすすめです。

市販の洗剤でもクリーンなものが増えている

このように自分で洗剤を作ることもできますが、面倒だという方には、最近はスーパーやドラッグストアでも天然成分でできている植物性のエコ洗剤や食器洗い用洗剤などが売られています。

ヤシノミでできているものや、天然石と塩や酵素などがメインでできているもの、ピュアなエッセンシャルオイルで手作りされたものなど様々。
気になる方は探してみてください。

地球環境と私たちの健康のためにナチュラルクリーニングを

お家の中のキッチンやお風呂、トイレなどは毎日使う場所だからこそ、清潔に保ちたいところ。

それぞれの場所で洗剤を使い分ける必要がなくなれば、あれこれ買い揃える必要もありません。それに重曹やお酢など、身近なアイテムで家じゅうがピカピカになっていくのは楽しいものです。
毎日使うものだからこそ、環境にもお肌にも優しいものを選んで安心の家庭を築きましょう。

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