vol.046 赤ちゃんのような肌になるためのスキンケア。
内側から輝く肌に本当に必要なもの

column

2020.11.19

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トラブルのない、ぷるぷるな赤ちゃん肌を手に入れたい、いつまでも美しい肌でいたいと思いますよね。
うるおい肌になるためのスキンケアをしようと思った時、
一番先に思い浮かぶのは、化粧水やクリームなどの基礎化粧品、更にサプリメントや美容ドリンクで補おうとするのではないでしょうか。

もちろん、これらを自分に合ったものを選ぶことも大切ではありますが
今回は「水」の点からうるおい肌になれるスキンケアをご紹介します。

どうして赤ちゃんはぷるぷる肌なのか?

私たち人間の体は、胎児で体重の約90%、新生児で約75%、子どもで約70%、成人では約60〜65%、老人では50〜55%の水分を含んでいると言われています。
肌の水分量が低下すると、肌が新しい細胞に生まれ変わるターンオーバーが乱れ、肌が硬くなってゴワゴワに。柔らかさを失った肌は、しわやたるみが生じやすくなります。
また、ターンオーバーの乱れはシミや肌の透明感の低下の原因にもなります。

赤ちゃんの頃はぷるぷるに潤っていたのに、年齢とともに肌がかさついてきたり、しわが増えるのは、水分量と比例しているということ。
胎児から年を経るにつれての水分量の変化が肌に影響を与えているのがおわかりいただけるのではないでしょうか。

水分が増えると肌が甦るわけ

肌は健康な状態であれば、約6週間でターンオーバーし生まれ変わると言われています。

そのターンオーバーを促すのが、酸素や栄養。
身体中に酸素や栄養を運ぶ血液は、赤血球の約60%、血しょうの約90%が水だといいます。
また肌細胞は約60%が水分でできているのです。
水分をたっぷりと摂取すると、血液量が増加して、血液中の水分濃度も高くなってサラサラとした血液になります。そうすると、血流が良くなるので、血液中の酸素や栄養素がお肌に届きやすくなり、肌荒れを防ぐことができるでしょう。
ところが、体が水分不足で血液がドロドロになると肌の生成がおいつかなくなり肌のトラブルへと繋がっていきます。
また、便秘によって、血中に老廃物が増えることで吹き出物などの肌トラブルが生じます。

便秘自体も水分不足から起きやすく、血流の改善も水分の摂取により解消されるため、
肌の美しさに「水」は欠かせないものなのです。

1日にどれくらい水を飲めばいいの?

代謝された分だけ摂取する

排尿や排便で1日約1300ml、呼吸から約400ml、肌からの蒸発で約600mlの水分が排出されていると言われており、これらを合わせると1日約2.3ℓもの水分が排出されています。
そして、日常で私たちが食事から摂取する水分は1日約600ミリリットル程度と人間の体内では1日約200ミリリットル程度の水分が作られている為、残り約1.5ℓ~2ℓの水を摂取することが理想と考えられます。
ですが、よく運動する人はさらに汗をかいたり、授乳中・妊娠中・体の大きさや日常生活のスタイルによっても必要摂取量は個人差がありますので、食事で摂取できる水分量など、バランスをみながら調整してみてください

飲むタイミングと飲み方

のどが渇いてからでは遅いという話を聞かれたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、のどが渇いた状態というのは、体が水分不足を示しているサインでもあります。
のどが渇いたという感覚が起きる前に摂取するのがおススメです。
そのために、まずは以下のような1日の中で習慣にしやすいタイミングには摂るようにしましょう。

・朝起きてすぐに飲むー胃腸が刺激され便秘解消に
・お風呂前後に飲むー老廃物を体の外へ出す効果や入浴時に出た水分の補給ができます
・寝る前―寝ている間にコップ1杯程度の水分が体から抜けるといわれているので、是非摂取してから寝ることをお勧めします

1番の理想は、1時間に1回 コップ1杯程度を意識できること!
起きている間に200mlを8回飲めば1.5ℓ以上を摂取することが可能です。
こまめに水を飲むことを意識することで、血流の滞りを防ぎ、代謝が促されるため美肌を作りやすくなります。

飲むときの温度と効果は

冷水(5〜15℃)は、胃壁を刺激して便通を促したり、交感神経への切り替えを促してくれたりします。ですから、目覚めとして朝の一杯におすすめです。
常温(20~35℃)の水は胃腸への負担が少ないので日常的に飲む水としておすすめです。
白湯(60〜80℃)は、もっとも胃腸への負担が少なく、吸収速度ももっとも遅くなります。身体を温める効果があり、冬場や冷え性が気になる方におすすめです。

水を飲むときの注意点

①大量の水を一気飲みは避けましょう。
大量の水を一気飲みすると血中の塩分濃度が下がり、眩暈などを起こしたり、低ナトリウム血症を引き起こすことなどがあります。ですから、少しずつこまめな水分補給がおすすめです。

②“水”を飲みましょう
コーヒーやお茶に含まれるカフェインには利尿作用があり、これらで水分を摂った場合、さらに水を飲む必要があります。ですから、コーヒーやお茶ではなく、純粋な水を飲むようにしましょう。
また、ジュース・清涼飲料水も代用できません。特に砂糖が大量に含まれているものは肌の糖化(くすみ・黒ずみ・たるみ・しわ)の原因になります。

水道水とミネラルウォーターどちらが肌にいいの?

水道水とミネラルウォーターの違い

水道水の水源は主に河川、地表を流れる表流水を原水としており、浄水場で塩素消毒をして安全に飲める状態にした水が水道水です。
ミネラルウォーターと名のつく水は井戸水・湧水・鉱泉水・伏流水・温泉水などの地下水が原水となっています。

また水道水の安全基準は、水道法で51ものチェック項目があり、
それに対して、ミネラルウォーターは食品衛生法により、殺菌・除菌工程を含め39項目
と実は水道法よりもチェック項目が少なくなっているのです。

水道水のメリット・デメリット

メリットは安く手に入る、殺菌されている(雑菌が増殖しにくい)、厳しい水質基準をクリアしているので安全といった点などがあります。デメリットは塩素臭が気になる、トリハロメタンが含まれている、水道管の劣化や鉛製の水道管や貯水タンクの汚れ(お住まいの地域や場所によります)が混ざる可能性があるという点があります。

※水道水のトリハロメタンの除去方法
発がん性があるといわれるトリハロメタンですが、10分以上の煮沸で揮発するといわれています。
水道水を飲む場合は、沸騰直後は煮沸前よりトリハロメタンが増えるとされている為、10分以上煮沸してから飲むことをおすすめします。また、塩素臭も軽減されるので飲みやすくなります。

ミネラルウォーターのメリット・デメリット

ミネラルウォーターには、ミネラル成分を多く含む硬水とミネラル成分の量が少ない水の軟水があります。

硬水のメリットは、マグネシウムが便通を良くしてくれる、血液をサラサラにし動脈硬化の予防になるなどがあります。
デメリットはお腹が緩くなりすぎる人、味に苦みや渋みを感じる人がいるということです。
軟水のメリットは赤ちゃんや小さい子でも安心して飲める、口当たりが良い、肌や髪につけてもパサパサしたり突っ張ったりしにくい、石鹸がよく泡だつなどがあります。
デメリットはミネラルの補給をするには少ない点があります。


このミネラルウォーターに含まれるミネラルには、肌にもたらす効果も多くあります。

・亜鉛
肌の生まれ変わりをサポート。亜鉛不足は肌荒れを起こしやすくなります。
・マンガン
肌の新陳代謝を促してくれます。
・マグネシウム
カルシウムの吸収や神経伝達に関わる他、肌細胞の代謝やタンパク質の合成をしてくれます。
・銅
細胞を傷つける活性酸素を取り除いてくれます。
コラーゲンの生成に関わり、肌の弾力を保つサポートが可能です。
・ヨウ素
糖質・脂質・タンパク質の代謝を良くする働きがあり、肌のツヤに関わります。
・カリウム
肌細胞の新陳代謝に関わります。

このようにミネラルは美肌に欠かせない効果を含み、現代の食生活では不足しがちな成分でもあります。
ミネラルウォーターは、水を飲むだけではなく、ミネラルの補給も一緒にできるのです。
身近にある「水」を上手に取り入れることで、内側から美しくなれるなんて、とても嬉しいですよね!
是非、あなたに合った水の量・飲み方・水の種類を選び
体の中からキレイに浄化して美しい肌を手に入れてください。

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