vol.568 季節の変わり目の不調対策!
秋の自律神経ケアストレッチ習慣

column

2025.09.30

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朝晩の空気がひんやりし、日中との気温差が大きくなる10月。
心地よい風が吹き、過ごしやすい季節のはずなのに、なんだか気分が優れない、体がだるいと感じていませんか?

「朝起きるのがつらい」「寝ても疲れがとれない」「イライラしやすい」――
実はその不調は、自律神経の乱れが原因かもしれません。

夏の暑さから解放された秋こそ、私たちの体は大きな変化に直面しています。寒暖差や気圧の変動、日照時間の減少など、秋特有の環境の変化が自律神経に大きな負担をかけているのです。

そこで今回は、秋の不調を乗り越え、心も体も健やかに過ごすための「自律神経を整えるストレッチ」をご紹介します。
筋肉をゆるめ、呼吸を深くすることで、交感神経と副交感神経のバランスを整え、心身をやさしくリセットしてくれます。
特別な道具も必要ありません。ぜひ、今日から始めてみませんか?

自律神経とは?乱れるとどうなる?

自律神経は、私たちの体温調節、心拍、消化、呼吸などを無意識にコントロールしている大切な神経です。

・交感神経…活動モード(心拍数アップ、血圧上昇)
・副交感神経…休息モード(心拍数ダウン、消化促進)

自律神経は、体のあらゆる働きをコントロールしている司令塔のような存在で、交感神経と副交感神経がバランスを保つことで、心身の調子を整えています。
このバランスが崩れると、以下のような不調が出やすくなります。
・眠りが浅い・寝つきが悪い
・冷えやすい、手足のしびれ
・慢性的な肩こり・頭痛
・疲労感や集中力低下

なぜ秋に自律神経が乱れやすいの?

秋は自律神経のバランスを崩しやすい要因がたくさん潜んでいます。

気温の寒暖差

朝晩は冷え込み、日中は汗ばむほどの陽気。この急激な気温の変化に体が対応しようと、自律神経がフル稼働するため、知らないうちに疲労が蓄積されていきます。

気圧の変化

秋は台風が接近したり、低気圧が頻繁に通過したりと、気圧が大きく変動します。気圧の変化は、耳の奥にあるセンサーを通して自律神経に影響を与え、頭痛やめまい、だるさなどを引き起こすことがあります。

日照時間の減少

日が短くなると、心身の安定に関わる神経伝達物質「セロトニン」の分泌量が減ってしまいます。これが、気分が沈んだり、やる気が出なくなったりする原因の一つと考えられています。

自律神経を整えるには、この乱れたバランスをリセットすることが重要です。そこでおすすめなのが「ストレッチ」。体をゆっくりと動かし、深呼吸を意識することで、リラックス効果をもたらす副交感神経を優位にすることができます。

今すぐ始められる! 心と体をほぐすストレッチ

ストレッチの効果を最大限に引き出すためには、「呼吸」と「心地よさ」が鍵となります。

ポイントは、息を吸うときよりも、吐くときに時間をかけること。ゆっくりと深く息を吐き出すことで、自然と体の力が抜け、リラックス効果が高まります。

また、痛みを感じるほど無理に伸ばす必要はありません。「気持ちいい」「伸びているな」と感じる程度で十分です。

胸を開くストレッチ

自律神経を整えるには、深い呼吸が不可欠です。胸周りの筋肉をほぐすことで、呼吸がしやすくなり、自律神経のバランスが整いやすくなります。

【やり方】
① 壁に片手を当て、体を反対方向にひねる
② 胸の筋肉がじんわり伸びるのを感じながら、ゆっくりと深呼吸
③ 左右各30秒ずつ行う

肩甲骨ほぐしストレッチ

長時間スマホを触ったり、デスクワークをしたりすると、首や肩がガチガチになります。この緊張が続くと、血行が悪くなり、自律神経にも悪影響を及ぼします。

【やり方】
① 両腕を肩の高さで横に広げ、肘を90度に曲げる
② 肘を後ろに引きながら肩甲骨を寄せ、5秒キープ
③ ゆっくり戻し、10回繰り返す

背骨ゆらし(キャット&カウ)

背骨周辺の神経が刺激され、自律神経のバランス調整につながります。

【やり方】
① 四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸める(キャット)
② 息を吸いながら背中を反らせる(カウ)
③ ゆっくり5回繰り返す

股関節・お尻のストレッチ

下半身の血行が悪いと、冷えやむくみにつながり、自律神経の働きを妨げることがあります。

【やり方】
① 仰向けになり、片膝を胸に抱え込む
② 太ももの裏やお尻が伸びる感覚を味わう
③ 左右各30秒キープ

秋は自律神経が乱れやすい季節。ストレッチは、特別な道具も場所もいらず、短時間で心身を整えられる方法です。
1日5分でも続ければ、朝の目覚めが軽くなり、夜は深く眠れるようになります。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、自分自身の心と体に耳を傾ける時間を持つこと。
毎日たった5分でも、自分を労わる時間を作ることで、自律神経のバランスが少しずつ整い、心も体も軽くなっていきます。

この秋は、ストレッチで自律神経を整えて、寒暖差や秋バテに負けない心と体を作りましょう。

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