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ネイルアートに留まらずアートディレクションなどの多方面で活躍中のHana4さん。ネイルを始めるようになったきっかけから、モノづくりに対するこだわり、健康にまつわるお話などを全2回でお届けします。
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その人なりのストーリーを大事に 作品に思いを込めたネイルアート
繊細でアート作品のようなHana4さんのネイルアート。近年ではネイルだけでなく描くキャンバスを広げたり、様々なアートディレクションも手がけています。まず、ネイルを始めたきっかけからお話を伺います。
「小さい頃からお米に絵を描いたり、小さいものに絵を描くことが特技で好きだったので、そこが原点です。高校卒業後、美術大学に進学してテキスタイルを専攻し、デッサンなどのベーシックな技術を習得しました。
大学生のころに父が入院し、おそらく病室で見たテレビでネイリストの存在を知ったのだと思います。父からお米に絵を描くことは天性だけどお金は稼げないし、ネイリストが向いているのではないか、と言われたのです」
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では、お父様の助言があり、ネイリストを目指されるのですね?
「そうなのですが、雑誌の編集者という職業にも憧れもあり、出版社で働くようになりました。編集部で絵を描く仕事もあり、理解のある上司の方から絵の才能があるからその道に進んだら?と言われ、アートの道に進むことを決意します。
そうして、ネイルの学校へ通うことに。編集の仕事をしながら学校へ通っていたので、かなりハードな日々を過ごしていました」
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Hana4さんのネイルには独特な世界観がありますが、スタートからこのような作品だったのですか?
「はい、最初の作品もレースでした。レース生地やヴィンデージをコレクションするほどレースが大好きで。ブライダルのお客さまにもよく使うのですが、レースは好きなアートです。
あとは旅行が好きで、海外の建築物からインスピレーションすることもありますし、歌舞伎のモチーフなど和ものをアートにすることも好きです」
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モノづくりで感性を揺さぶられることはありますか?
「私はストーリーを大事にしています。ブライダルのお客さまでしたら、その方の生い立ちや心情、旦那さまとの出会いなどをヒアリングします。そして、思い出をネイルアートに込めるのです。
古くから続く有名なブランドにはストーリーがありますので、そういったお話を聞くとすぐにデザインしたくなります」
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ネイル以外のものに描かれていますが、きっかけはありますか?
「仕事が多忙になり疲れが溜まっていた時、ほっと息抜きができるのが旅でした。旅先で感動するのは、朝日や夕日の空の色。地球の壮大さを実感できました。
地球に対するリスペクトも深く、自然が破壊されていくNetflixなどのドキュメンタリーを見た時のことです。このまま爪という小さなキャンバスに描いていたら、人のことも地球のこともわからずに終わりそうだと焦りを感じ、大きなものにも絵を描くようになったのです」
大きいキャンバスの作品は、どのような特長がありますか?
「父が入院していた時のことですが、病院にばかりいるため不機嫌になっていくのです。その時、病院に飾ってある絵がHappyになれるようなものだったらと思い。
絵画は悲しみが描かれることが多く、ネガティブなものばかり残されてしまう気がして。ですから、ネガティブのパワーを吸い取るようなプラスのパワーを表現しようと明るい色を使うことが多いです。自分のデトックスにもなるようなカラフルでHappyな作品を残していきたいです」
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作品づくりがHana4さん自身のデトックスにもなっているのですね。
「はい。自分のデトックスとして一番影響があるのは、オーガニックなライフスタイルだと思います。特に食。オーガニック栽培で育った野菜を食べると頭がクリアになり、より細かい作品がつくれるようになります。
オーガニックの野菜ですと素材がいいので時短でも美味しい食事がつくれ、そのことは自分にとって贅沢なことでした。そうやって作品づくりと料理が癒しに繋がっているのだと思います」
1回目のインタビューでは、ネイリストになったきっかけやオーガニックなライフスタイルについて伺いました。2回目では健康や接客などについてお話いただきます。
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instagram: @hana4 / @hana4art
https://www.hana4art.com/
写真/稲垣純也 取材/小平多英子
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