vol.609 「捨てられない」を卒業して出会う新しい私。
執着を手放し、今の自分を自由にする断捨離のすすめ

column

24hour ago

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クローゼットを開けた瞬間、ぎゅっと詰まった服たちにため息をついたことはありませんか?
引き出しの奥には、いつか使うかもしれない小物や、思い出の品が静かに眠っている――。
「まだ使えるし、捨てるのはもったいない」
「高かったし、思い出もあるし、捨てられない」
そんな気持ちが浮かぶのは、とても自然なことです。

「もったいない」「まだ捨てられない」。 そんな風に物を手放せないのは、あなたが物を大切にするとても優しく思慮深い女性である証拠です。けれど、その優しさが自分自身の心や空間を圧迫してしまっているのだとしたら、少しだけ視点を変えてみませんか。

断捨離という言葉を聞くと、「思い切りが必要」「潔く捨てなきゃ」と感じる方も多いかもしれません。でも、断捨離は“無理に捨てること”が目的ではありません。
モノと向き合いながら、自分の心の声に気づいていく――とてもマインドフルな時間になるのです。

「もったいない」の正体は、時間の迷子

私たちが「もったいない」と感じる時、意識は「今」にありません。

「高かったから(過去)」 「いつか使うかもしれないから(未来)」

このように、思考の軸が今の自分からズレてしまっているのです。マインドフルネスの基本は「今、ここ」に集中すること。断捨離も同じです。

物は、使われてこそ輝きます。棚の奥で何年も眠っている高級な食器や、サイズが合わなくなったけれど高価だった服。それらは今のあなたに喜びを与えているでしょうか? 使わずに放置することは、ある意味でその物の「存在」を無視していることにも繋がります。

「本当にもったいないのは、物を捨てることではなく、大切なあなたの空間と時間を、使わない物のために使い続けてしまうこと」。そう定義し直してみましょう。

「もったいない」が増えるほど、暮らしは重くなる

もし長い間出番がないなら、そのモノはすでに生活の中で役割を果たしていない可能性があります。
使われないモノが増えると、収納スペースは圧迫され、必要なものが見つかりにくくなります。
探す時間が増え、選ぶのに迷い、片付けるのが面倒になる。
「もったいない」と思って残したはずのモノが、結果的に時間や労力を奪ってしまうのです。
断捨離の目的は、モノを減らすことではありません。
毎日の「探す」「迷う」「片付ける」を減らし、暮らしをラクにすることにあります。

捨てられない理由は、思考グセにある

捨てられないとき、人は無意識に未来の不安を考えています。
「また必要になったらどうしよう」
「買い直すことになったら損かも」
けれど実際には、何年も使っていないモノを再び使うケースはそれほど多くありません。

また、過去の自分への執着も、手放せない理由のひとつです。
「昔は着ていた」「そのときは必要だった」という事実と、「今も必要かどうか」は別問題。
今の生活に合っているかどうかを基準に考えることが、断捨離を進めるコツです。

断捨離のコツは物との対話

断捨離のコツとして、物を手に取った時の「体の反応」を大切にします。一つひとつの物を手に取り、静かに目を閉じて、自分の呼吸や胸の感覚に意識を向けてみてください。

それを手にした時、胸がフワッと軽くなりますか?

それとも、なんだかモヤモヤとした重さや、チクッとする罪悪感がありますか?

「まだ使えるかどうか」という思考(頭)で判断するのではなく、「今、これと一緒にいて心地よいか」という感覚(心)で選んでみましょう。

もし、過去の思い出が詰まっていて捨てられないのなら、その物に「これまで私を支えてくれてありがとう」と感謝を伝えましょう。感謝して手放すことは、過去の自分を肯定し、今の自分を自由にする儀式です。手放した瞬間に生まれる手のひらの軽さは、そのまま心の軽さに繋がっていきます。

断捨離がもたらすメリット

物を減らすことは、あなたのライフスタイルにメリットがあります。

① 時間の創出

探し物をする時間は、人生の大きな無駄です。物が減れば、どこに何があるか一目で把握でき、家事の動線もスムーズになります。掃除の際も物を動かす手間が省け、時短に繋がります。

② 決断力の向上

「これが必要か否か」という判断を繰り返す断捨離は、決断力のトレーニングになります。日常生活や仕事においても、優先順位をつけるのが得意になり、迷いが少なくなります。

③ 購買意識の変化

一度徹底的に断捨離を経験すると、物を家に入れる際「捨てる時の苦労」を思い出すようになります。
その結果、無駄遣いが減り、本当に質が良く価値のあるものにお金を使う「賢い消費者」へと変化します。

「捨てられない」ときの、具体的な向き合い方

それでも迷ってしまうモノには、無理に答えを出さなくて大丈夫です。
おすすめなのは「保留箱」をつくること。

迷うモノはいったんそこへ入れ、期限を決めておきます。1か月後、3か月後にもう一度向き合うと、不思議と気持ちが変わっていることも少なくありません。
また、「1年間使わなかったかどうか」を目安にするのも一つの方法です。

季節を一巡しても出番がなかったモノは、今の暮らしには必要ない可能性が高いのです。

大切なのは、一気にやろうとしないこと。
今日は引き出し一段だけ、15分だけ。
小さな行動を積み重ねるほうが、心にも体にもやさしい断捨離になります。

「余白」は、新しい幸せが舞い込む場所

多くの人が「何かを足すこと」で自分を磨こうとしがちです。新しい服、新しい知識、新しい習慣。しかし「引くこと」でこそ、「余白(よはく)」が生まれるのです。
探し物が減り、判断に迷う時間が減り、「今」に集中しやすくなる。
それは、マインドフルな暮らしそのものです。

さらに、空間に余裕ができると、そこには新しい風が吹き抜けます。視界がスッキリすると、脳への刺激が減り、自律神経が整いやすくなります。何より、厳選された「お気に入り」だけに囲まれた生活は、あなたのセルフイメージを劇的に高めてくれます。
「私は、適当な物で妥協する人間ではなく、本当に心地よい物だけを選ぶ価値がある人間だ」
そう自分に許可を出せるようになること。これは断捨離がもたらすマインドフルネス的効果です。

断捨離は、これまで頑張ってきた自分を労い、これからの自分をより身軽にしてあげるための「自分へのギフト」です。
物を一つ手放すたびに、あなたの心には少しずつ隙間ができていきます。その隙間こそが、あなたが新しい夢を描いたり、深い呼吸をしたりするための大切なスペースになります。
「もったいない」という言葉が浮かんだら、こう唱えてみてください。 「私の心と時間のほうが、もっともったいない」と。
今、この瞬間のあなたが、一番軽やかで、一番美しい。 そんな毎日を送るために、今日、目の前の一つを手放すことから始めてみませんか。

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