
「カラーリングの回数を増やすと髪が傷む」と聞いたり感じたりしたことはありませんか?
これはカラーリングに使われる薬剤が、髪のキューティクルを傷つけたり、髪の成分を流出させてしまう要因の一つになることがあるからです。
とはいえ、カラーリングをしてから1か月もするとパサつき(もしくは色ムラ?)が気になったり、根元が目立つようになってきます。色味を保つにはできるだけ早くカラーリングをしたいですが、髪を傷めたくはありません。
定期的に美容室へ通う場合、どれくらいの頻度なら髪にダメージが少ないのでしょうか?詳しく調べました。

カラーリングの頻度の考え方
全体の色合いを優先したいなら、1か月程度でのカラーリングがおすすめです。カラーリングから2週間もすると、褪色が気になってきます。
褪色はカラー後に誰にでも起こる当然のことですから、こればかりはどうしようもありません。
色が変わっていく過程を楽しむのも、カラーリングの一つの魅力と考えましょう。1か月程度の施術で、いつもきれいな髪色でいることができます。
また、美容室でカラーリングをすれば、あなたの髪の状態に合わせた最適なカラー剤で染めてくれるでしょう。
カラーリングの仕組みと頻度
カラーリングの仕組み
黒い髪をカラーリングする場合、まずメラニン色素を分解する必要があります。これは「脱色(ブリーチ)」と呼ばれます。カラーリングでは脱色と同時に別の色素を入れることで、色味の変化を楽しむことができます。
しかし、脱色をする際にメラニン色素だけ分解することは難しく、一緒に髪を構成しているタンパク質にもダメージを与えてしまいます。抜けてしまいます。これにより髪が傷んでしまうのです。
カラーを繰り返すと、ダメージが進行することになります。

カラーリングと頭皮の関係
カラーリングは髪ばかりでなく、頭皮にもダメージを与える可能性があります。頭皮の表面に炎症を起こしたり、かゆみ、かぶれなどの症状が出ることもあるため、注意が必要です。
自分でやるのは難しいので、ホームカラーは避け、美容室へ行きましょう。

カラーを長持ちさせる方法
では、きれいな髪と色味を長く保つには、どうしたらいいのでしょうか?
まずはカラーを長持ちさせるケアを第一に考えてください。カラーが長持ちすれば、頻繁にカラーリングを繰り返す必要がなくなり、髪にダメージを与えずに済みます。
カラーを長持ちさせるには、次のようなことに気を付けるのがポイント。
① ヘアカラー専用のヘアケアを使う
② 髪を濡れたままにしておかない(すぐに乾かす)
③ 高温のドライヤー・アイロンを避ける
それぞれ、詳しく解説します。
①ヘアカラー専用のヘアケアを使う
洗浄力の強いシャンプーを使うと、カラーリングした色素も一緒に落としてしまいます。できるだけ色素の流出を抑えるよう、ヘアカラー専用のヘアケアを選択してみてください。
②髪を濡れたままにしておかない
髪が濡れると、表面のキューティクルが開いてしまいます。そのまま放置すると髪同士が絡まりやすく、ダメージに繋がります。できるだけ早く乾かし、しっかりとキューティクルを閉じておきましょう。

③高温のドライヤー・アイロンを避ける
髪はタンパク質でできているので、高熱を加えると変化してしまいます。たとえばタマゴを加熱すると固まってしまうように、髪に高熱が当たり続けるると、髪の性質が変化してしまうのです。
ドライヤーの温風を当てるときは、できるだけ髪から離して距離を作ったり、アイロンやコテはできるだけ短時間で仕上げるよう心がけましょう。

自分にベストなヘアカラータイミングを見つけよう
色味を優先したいならヘアカラーの頻度は1か月程度がおすすめです。
ダメージが気になる方は2~3か月空けるのがよいでしょう。
きれいな髪を保つために普段からのケアも大切です。ヘアカラー専用のヘアケアを使うことで、カラーを長持ちさせることができます。
シャンプー後はすぐに乾かすのも重要です。濡れたままにするとダメージに繋がるので、できるだけ短時間で手際よく乾かしましょう。

すべてを通してオーガニックならではの心地よさを実感していただけます。
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