
白髪を抜くと、更に白髪が増える?
抜くのはよくないと聞いた事がある様な…
白髪は増やしたくないけれど、目立つものはどうにかしたい!
そんな風に考える方は少なくないはず。
ですが、抜くのは絶対にNG!!白髪の正しい対処法、予防法をご紹介します。

白髪を抜くと増えるって本当?
白髪を抜くと増えるというのは少し誤解で、抜くことですぐに白髪が増えることにはつながりません。
すぐ増えることにつながらないですが、白髪は抜いても生えてこなくなるわけではありません。実際に白髪は抜いたところから、また白髪が生えてくる場合が多いです。
白髪を抜くデメリット
健康な髪であれば一般的に2年〜6年で【成長期】→【退行期】→【休止期】というサイクルを経て自然に抜け落ちていきます。
しかしすぐに増えないからといって、むやみに白髪を抜くと、毛根へダメージを与えたり、この髪の成長のサイクルを乱し、新しい髪が生えにくくなる可能性もでてくるのです。
また、白髪を抜くダメージで、頭皮に炎症が生じることがあります。
炎症は細胞への影響が大きく、さらなる抜け毛や白髪、老化の加速につながることがあります。
ですから、白髪は抜かないことが得策です。
白髪を抜く意外の対処法
では、白髪の対処としてはどうするのがよいのでしょうか。
抜かずにハサミでカットする
1本、2本くらいの目立つ白髪は、ハサミで切って対処しましょう。
毛根や頭皮に負担もかからないですし、手っ取り早く白髪を排除できます。
1本、2本くらいでは、髪が薄く見えることはないでしょう。白髪が出始めでまだそんなに多くないという方はオススメです。
美容室で白髪染めをする
白髪が増えてきてハサミで切っていては追いつかないという場合、ヘアカラーによる白髪染めをすることがおすすめ。
最近では、グレイヘアスタイルや、あえてブリーチなどで脱色して周りの髪と白髪を馴染ませるヘアスタイルを選ぶ人も増えてきているので、美容室で相談してみてください。

そもそもなぜ白髪になってしまうのか
私たちの髪はタンパク質でできています。タンパク質自体は、本来色はほとんどありません。
髪に色が付くのは、メラニン色素です。
メラニン色素は、毛根に存在するメラノサイト内で作られ、髪に供給されることで髪に色が付きます。
色々な要因によって、毛根のメラノサイトの働きが低下するなどで 、メラニンの産生量が減ると、色が着かないままの髪が毛根から生えてきます。
これが白髪。
そして、白髪になる原因として、考えられるのは以下の要因があります。
【要因1】加齢
メラニンを作り出すメラノサイトは加齢と共に、 機能が低下してきます。個人差はありますが、一般的に女性は35歳を超えてるころから白髪が出始めると言われています。
【要因2】遺伝
通常、白髪は女性で35歳を超えて出始めますが、遺伝の影響によっては10代から生え始める人も。ただし、白髪になる遺伝子はまだ完全に証明されていません。

【要因3】生活習慣やストレス
食生活の偏りで血流に影響がでたり、紫外線を多く浴びることで頭皮の状態が悪くなると白髪化につながることがあります。
また、過度なストレスによるホルモンの変動によっても白髪化につながることが報告されています。
白髪が増えるのを予防するために
できた白髪の対処とともに、これから白髪を増やさないようにするためにどうするかが大切。
頭皮マッサージ
頭皮の血行が悪くなると髪に栄養や水分が行き渡らなくなり、メラニン色素の合成がうまくいかず、白髪になってしまう可能性も。
・耳のすぐ上の筋肉
・後頭部の骨の丸みの上下の筋肉(左右一対)
・おでこから頭頂部へ向かってふくらみを感じる部分

この部分をほぐしてあげると頭全体の血流やリンパが促進されやすくなります。
また、指でごしごしと爪をたてて刺激を与えすぎると炎症が起きてしまうので指の腹で適度に刺激を与えるように気をつけてください。
指でマッサージが苦手な方はヘッドマッサージャーもおすすめです。
バランスの良い食事
髪を育むために、髪に良いとされる栄養素をバランスよく摂ることは大切。
例えば、タンパク質・亜鉛・ビタミン全般・カルシウム・銅・鉄・葉酸など。
特に髪の毛はタンパク質でできているので、積極的に摂り入れましょう。
特に亜鉛にはメラニンの合成をサポートする役割があるので おすすめです。

白髪が増え始めた初期段階であれば、メラニン色素を作る力が残っている可能性が高く、毎日の丁寧なケアで髪に色を戻していける可能もあります。
毎日の生活やヘアケアを見直して、抜かずに白髪をケアしていきましょう。

そんな願いに応える「ヴィラロドラ カラー インターバルリケア」。
サロンでもご自宅でも、大切な髪に寄り添い、365日キレイでやさしい色と艶を叶えます。
recommended posts
-

vol.112 「いま、ここ」への気付き。「禅」の教えを知り、心豊かな生活へ
2021.06.21
-

vol.145 痛みの緩和からリフレッシュ効果まで。ペパーミントが持つ様々な効果効能とは
2021.09.28
-

vol.131 サステナブルってハードルが高い?サステナブルの基本から、今日から誰でもできること
2021.08.17
-

vol.134 たくさん食べてもダイエットになる!?マクロビオティックの基礎
2021.08.25
-

vol.435 和ハーブの1つよもぎ。ハーブの女王という別名を持つよもぎの効果効能
2024.06.26
-

vol.094 色で感情が動く!?色が人の行動と心理に与える影響とは②
2021.04.23
-

vol.523 その疲れ、情報過多が原因かも!?疲れた脳をリフレッシュする5つの方法
2025.05.08
-

vol.034 秋の味覚で美容と疲労回復を!梨に秘められた驚きの美容効果
2020.10.06
-

vol.286 どうして飾るの?門松、しめ縄、鏡餅。年初めは正月飾りで縁起よく
2022.12.08
-
vol.112 「いま、ここ」への気付き。「禅」の教えを知り、心・・・
column | 2021.06.21
-
vol.145 痛みの緩和からリフレッシュ効果まで。ペパーミン・・・
column | 2021.09.28
-
vol.131 サステナブルってハードルが高い?サステナブルの基・・・
column | 2021.08.17
-
vol.134 たくさん食べてもダイエットになる!?マクロビオテ・・・
column | 2021.08.25
-
vol.435 和ハーブの1つよもぎ。ハーブの女王という別名を持・・・
column | 2024.06.26
-
vol.094 色で感情が動く!?色が人の行動と心理に与える影・・・
column | 2021.04.23
-
vol.523 その疲れ、情報過多が原因かも!?疲れた脳をリフレ・・・
column | 2025.05.08
-
vol.034 秋の味覚で美容と疲労回復を!梨に秘められた驚きの・・・
column | 2020.10.06
-
vol.286 どうして飾るの?門松、しめ縄、鏡餅。年初めは正月・・・
column | 2022.12.08









